日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

罪人たちの暗号

2024-04-11 05:15:00 | 読書
カミラ・レックバリの『罪人たちの暗号』を読みました。




ストックホルム警察のミーナと、有名なメンタリストであるヴィンセントとが活躍するミステリーの第二弾です。野外活動中の保育園から少年が連れ出されました。目撃した園児たちの証言から、車好きな少年はおばあさんが車のおもちゃで誘い出して、連れ出したことがわかりました。過去に起こった少女誘拐殺人事件と類似していたため、捜査班が結成されて、ミーナも捜査にあたりました。




まだ解決していない少女誘拐殺人事件では、少女は三日後に死体で発見されました。捜査班は、いなくなった少年の写真を公開して情報を求めるとともに、2年前の事件で捜査に協力を依頼したメンタリスト、ヴィンセントに協力を依頼しました。その頃、ミーナと別れて暮らす娘のナタリーの件で、ナタリーを引き取って暮らすナタリーの父から連絡がありました。ナタリーがミーナの母、ナタリーの祖母と一緒にいるので連れ戻して欲しいというのです。

上下2巻の壮大な作品です。ヴィンセントが、持ち前の頭脳で謎を解いて行くのですが、僕にはちょっと凝すぎというか、作りすぎな感じがしました。人物は相変わらず魅力的に描かれていて楽しく読めましたが、謎解き部分がけっこう違和感ありました。


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