日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

何が起こったの?

2019-06-30 05:37:36 | わんこ
先週の水曜日、我が家は引越しをしました。



しばらく前から準備をしていたので、家中ダンボールだらけになって、くるみもストレスでした。おまけにいろんな人が次々と家に来るので、滅多に吠えないくるみがついつい吠えたりしていました。



引越し当日は、僕が午前中仕事だったので、お母さんはそちらにかかりっきりでくるみの相手ができませんでした。男の人が4人も入って来て、次々と荷物を運び出す間、くるみはお父さんが使っていたクローゼットに入り込んでしまいました。引越し先は歩いて10分かからない所だったので、くるみはこのガランとした部屋でずっとお留守番でした。おそらくくるみは置いていかれたのではないかという不安と戦っていたのだと思います。



午後になって引越し先での荷下ろしが終わった後で、仕事から帰った僕がお迎えに行きました。くるみは飛びついて来ました。引越し先に着いてもしばらく落ち着かないようで、なかなか寝なかったり、家の中でおしっこができなかったりしています。でも4日たってやっとくるみペースに戻ってきました。家の中の片付けであまりかまってあげられないので、いたずらをしてはかまってもらおうとしています。まだしばらく忙しいのだよ、くるみ!
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スタンゲッツ アト ザ シュライン

2019-06-29 06:05:59 | 音楽
スタンゲッツのライブアルバムです。



シュラインといえば、日本では神社ですが、これはロスアンゼルスにあるシュラインオーディトリアムという劇場の事です。かつてはここでグラミー賞やアカデミー賞の授賞式も行われていた由緒ある劇場で、収容6300人という大きな会場です。1954年のライブを1955年にリリースしたアルバムです。モノラルの録音ですし、全体にゆるい雰囲気がありますが、それだけに当時の空気感は伝わって来ます。「四月の思い出」や「スゥイングしなけりゃ意味がない」などスタンダード曲もやっています。じっくり聴きこむというよりは、何かしている時のBGMにバッチリのアルバムです。



ゲイリーバートンのリーダーアルバムですが、パットメセニーとのカルテットです。疾走するヴィヴラホーン奏者のゲイリーとギターの魔術師パットの丁々発止のやり取りが聞けるかと思いきや、意外と落ち着いた内容でした。でも、随所でスピード感のあるやりとりがあって聞き応えのある一枚です。パットのギターがイマイチかなと思う部分もあったので調べてみると、何とパットはまだ20歳の時のアルバムでした。パットの才能に気づいて大御所ゲイリーが抜擢したというのがこのアルバムだったのです。僕はパットメセニーも大好きでいっぱい持っていますが、特に初期の凛々しいあたりが好きなので、これはちょっとしっかり聞こうと思います。
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オムライス

2019-06-28 06:00:34 | 料理
オムライスを作りました。



トマトをすりおろします。鍋に入れてケチャップを加え火を通しておきます。チキンライスと卵にかけるのにも使います。



鶏肉、しめじ、にんじん、玉ねぎ、枝豆もあったのでそれも使います。



チキンライスを作ります。具材を先に炒め、火が通ったら一旦取り出し、ご飯を炒めます。具材を戻し、先ほどのトマトケチャップを加えます。卵を焼いてそこにチキンライスを乗せて丸めます。



出来上がりです。トマトケチャップをかけて食べます。このトマトケチャップとっても甘くて酸味もバッチリなのでぜひ試してみてください。
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引越し

2019-06-27 05:38:02 | 日記
昨日引越しました。



同じ地域の8分ほど歩いた所で、駅まではさらに遠くなりましたが、自然は豊かです。我が家は、スキーにアウトドア、本やCDなども普通の家庭の何倍もあるので、かなり大変でした。



トラック2台に4人の若者が来てくれましたが、エレベーターなしのマンションの3階から3階なのでかなりきつかったと思います。おまけに昨日は30度以上の真夏日でした。



荷物の詰め込みも何日もかけてやりましたが、これからそれを戻さなくてはなりません。ガス、水道、電気は一通り終わりましたが、インターネットと電気のアンペア変更、そして役所関係がこれから延々とあります。まあ、気長にやって行きます。
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村上春樹はむずかしい

2019-06-26 05:34:49 | 読書
先日亡くなった文芸評論家加藤典洋氏の『村上春樹はむずかしい』を読みました。



加藤典洋さんは、『村上春樹イエローページ』などで、以前から村上春樹についての意欲的な取り組みをされて来ていました。今回、『1Q84』およびその後の『色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の旅』までを含めて評論しています。村上春樹は欧米をはじめアジア諸国でも圧倒的な人気を持つ日本を代表する作家です。ところが、中国や韓国の文芸評論家たちは、彼の作品を、ポピュラーな大衆受けする作品を書く作家であるとして、もう一つ高く評価していない事に彼は注目します。彼によると、村上春樹は、夏目漱石をはじめとする日本作家の本流に連なる重要な作家であると言います。



ただ、本書のタイトルにもある通り、村上春樹は一筋縄ではいかない、難解さを持っていると言います。彼は村上春樹を3期に分けて、分析しています。その転機となっているのが、オウム真理教の地下鉄サリン事件、そして阪神淡路大震災、さらに、東日本大震災に伴う福島第一原発の事故です。サリン事件では、村上春樹は、『アンダーグラウンド』という丁寧なルポルタージュを作っていますが、これら歴史の転換点となるような出来事以前と以後での作中人物の他者との関わり方を筆者は丁寧に読み解いています。僕は内田樹さんの村上春樹論も愛情たっぷりで大好きですが、加藤さんのこの分析もすごい大仕事であると思いました。久しぶりに評論を読んで面白いと思いました。
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