解錠師

スティーヴ・ハミルトンの『解錠師』を読みました。

ある不幸な事故で言葉を失ったマイクルはおじに育てられています。おじの家で壊れた鍵を開けることで解錠に目覚めたマイクルは、古道具屋で古い錠前を手に入れてそれを開ける事にはまって行きます。言葉を話せないマイクルの唯一の友人との絡みで事件に巻き込まれたマイクルは、逮捕され保護監査となりました。

やがてその解錠の技を知った大人たちから、犯罪の世界へ連れて行かれたマイクルは、その解錠の技を開花させます。天才解錠師となったマイクルは、様々な現場に巻き込まれて行きます。

まず、その解錠のシーンの描写が素晴らしい作品です。解錠師の繊細な作業が詳細に描かれています。普通のミステリーとはこの部分で一線を画しています。また、アメリアとの恋愛小説として読める側面もあって面白く読めました。さわやかな読後感でした。

戸倉旅館

今回の関東大会では、いつもの尾瀬の宿いさではなくて戸倉旅館にお世話になりました。

関東大会が決まっていつも通りいさに電話したところ、埼玉県のチームが先に全館予約をしていました。埼玉県がこれまで使っていた所がクローズしてしまって、その宿から紹介されたそうです。いさのご主人が申し訳ないとのことで、戸倉旅館を紹介してくださいました。とても気持ちのいい宿で、生徒も大喜びでした。

夕食です。いさのご飯も格別でしたが、ここもしっかり頑張ってくださったメニューです。生徒はともかく、僕にはいささか分量が多くて、食べるのに苦労しました。

朝食です。お部屋も和風ですが、食事も和食中心です。シーズン中あちこちの宿にお世話になるスキー部ですが、この内容は素晴らしいです。

最終日、雨の中苦労して試合から帰ったら、ロビーにりんごがむいてありました。こういう心遣いが嬉しいです。試合は大変でしたけど。

ハードコンディション

毎年高体連の関東大会は一筋縄では行きません。吹雪いたり、大雪だったり、とんでもないアイスバーンだったりします。

今年は雪不足で、レースコースが非常に厳しい状況になりました。十分な雪がないので、雪のあるところを選んでコースセッティングしたのですが、それでもドリルを入れるとすぐに土が出てしまいます。選手が滑るとすぐに下の土や石が出てきてしまいます。結局女子のジャイアントスラロームのレースもしょっちゅう止まってコース整備をしながらの開催でした。

いつもは男女2本のコースを平行して張るのですがそれができません。一旦インスペクションした後で男子コースはセット替えになって、再度インスペクションからやり直しでした。結局男子レースはほぼ3時間遅れで開催になりました。時間的にもコース的にも厳しいという事で、去年に引き続き1本レースになりました。

毎年お馴染みの鳥メシ弁当です。これを僕たちはコース上で配布されました。僕は途中で交代してもらえたので、レストハウスでゆっくり食べましたが、他の先生たちはゲレンデで食べていました。今年は気温が高いのでそんなに厳しくなかったですが、吹雪の中で食べていると泣きそうな気分になります。さて、次の日のスラロームはどうなるでしょうか？

関東大会

スキー部の関東大会で群馬県の尾瀬戸倉スノーエリアに来ています。

記録的な暖冬でスキー場はどこも雪不足です。関東大会も懸念されましたが、何とかできそうです。

とはいえ、ここ尾瀬戸倉も例外ではなくて、ご覧の通りゲレンデ前のホテルの前方は雪がありません。ずいぶんしばらくここに来ていますが、こんなことは初めてです。

ゲレンデもクローズしている所がたくさんあって、大会バーンも至る所石が出て厳しい状況です。今日からの関東大会どうなるでしょうか？

菜花とエビのパスタ

菜花が出て来ました。

エビと一緒にパスタにしました。菜花は洗って半分に切ります。エビは殻をむいて背腸を取っておきます。

パスタを茹でている間に、フライパンを熱して、オリーブオイルとニンニクを入れて香りを出します。菜花とエビを入れ、パスタのゆで汁を加えます。鷹の爪、塩こしょうで味を調えます。

茹で上がったパスタを加えて完成です。

サイドディッシュも作りました。僕の大好きな空豆も出始めました。まだ１月ですが、春は一足先に食卓にやって来ました。