表紙の女性が素敵だが、これはモデルとかではなく作者なんだって。
実はあまり積極的に読みたいとは思わなかったが、話題にはなっていたのでとりあえず読んでみることに。
伝わるかわからないが、どんな作品かと聞かれたら「映像化したら恵比寿ガープレの映画館で上映しそう」と答えたい。あと、『オリーヴ・キタリッジの生活』が好きなら気にいるかも。
一編の長さはどれも短め。ストーリーというよりは生活感のある会話を楽しむといった感じで、その会話もテンポがよく軽妙だ。だからこそ私にとっては苦手というのはあるかもしれない。たくさんの話が収録されていたが、私にはどれもピンとこなかったな。悔しい。