ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

ポール・マッカートニー 10月31日 東京ドーム

2018-10-31 23:28:11 | ライブ

セットリスト
1.A Hard Day’s Night
2.Hi, Hi, Hi
3.All My Loving
4.Letting Go
5.Who Cares
6.Come On to Me
7.Let Me Roll It
8.I’ve Got a Feeling
9.Let‘Em In
10.My Valentine
11.Nineteen Hundred and Eighty-Five
12.Maybe I’m Amazed
13.I’ve Just Seen a Face
14.In Spite of All the Danger
15.From Me to You
16.Love Me Do
17.Blackbird
18.Here Today
19.Queenie Eye
20.Lady Madonna
21.Eleanor Rigby
22.Fuh You
23.Being for the Benefit of Mr. Kite!
24.Something
25.Ob-La-Di, Ob-La-Da
26.Band on the Run
27.Back in the U.S.S.R.
28.Let It Be
29.Live and Let Die
30.Hey Jude

アンコール
31.Yesterday
32.Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
33.Helter Skelter
34.Golden Slumbers
35.Carry That Weight
36.The End

ホントこの人来日しすぎ。しかも月末に来日するなんて。それでも有休とって参戦するから我ながらファンの鑑だよ。
ファンとしては精力的に活動していることには喜ぶべきなんだろうけど、こっちのお財布事情も察してほしい。今度出るホワイト・アルバムだって買わなきゃいけないのに。というか、ホワイトアルバム出るんだから、そっから演れよと思う。来るのはいいけど、このセットリストはいい加減飽きた。もう、曲ごとの演出やMCも覚えてしまったよ。

今回新譜から以外で初めて聞いたのは「From ME to You」くらいかな。新譜は買ったけど、あんまり聞いていなくてどうかなと思ったけど、3曲しか演奏しなかったんだね。日本語が入っている「Back In Brazil」は絶対演奏すると思ったけど、まさか演奏しないとは。まあ、「イチバン」とはちょこちょこ言っていたけど。

その他については、いつも通りでしたとしか言いようがない。まあ、アンコール登場時にハロウィン仮装していたくらいですかな…。
いや、今回はホーンセクションがいたのを思い出した。「Letting Go」でからの登場だが、まさかのアリーナの通路で演奏している。これはいい演出ですな。

『ライ麦畑出会ったら』

2018-10-31 16:09:32 | 洋画
内容についてはよく分からないけど、サリンジャー、ライ麦畑でつかまえてをテーマにしているというので飛びついた。
同様のテーマを扱った映画で過去に『ライ麦畑を探して』という映画があったけどあんな感じだと予想していた。

冴えない高校生男子がガールフレンドと一緒にサリンジャーに会いに行くお話。監督の実話を基にしているようだけど、高校生でこんなことをしていたとすると凄い行動力だ。

ホールディンに憧れてるというのは拗らせたティーンはやっぱり誰もが通る道なんだな。ホールディンも子供っぽいところがあるけど、主人公の男もなんだか考えが幼いというか甘いところがあるな。結果的にはサリンジャーに会えたとしても。
そんな主人公をヒロインが支えるわけだけど、こっちはよくできた子で主人公にはもったいない。というかこのヒロインが主人公に惚れる理由がイマイチわからない。脚本を書いているから?それとも比護欲から?なんかしっくりこないな。

悪い作品ではないし、時代の雰囲気も出て甘酸っぱい感じもいい。が、パンチの足りない感は否めない。
サリンジャーはもうちょっと偏屈な人物かと思っていたが、普通に話せる人で意外であった。

予告で近々サリンジャーの伝記映画が公開されることを知った。そちらの方も無論観に行くつもり。





「乙女デザイン-大正イマジュリィの世界-」 川越市立美術館

2018-10-28 18:41:05 | ○○展

大正ロマンという言葉はよく聞くが、大正イマジュリィというのは初耳。解説の言葉を借りると意味は以下のよう。

ここでは、装幀(ブックデザイン)、挿絵、ポスター、絵はがき、広告、漫画などの大衆的な複製としての印刷・版画を、総称してフランス語の「イマジュリィ」と呼んでいます。

確かに展示品はガッツリ額に入れられたアート作品というのはあまり目に入らず、解説の通り本の表紙絵や挿絵、イラスト、企業広告の様なものが主だった。そういう大衆向けの展示物が集まっていたので、肩も凝らず予備知識も必要とせず軽い気持ちで鑑賞することができた。何よりほかにお客さんも少なかったというのが素晴らしい。

一人くらいは知っている作家いるかなと期待したが、何人かはいた。竹久夢二や岸田劉生といった有名どころ。あと私は大正というと中原淳一が思い浮かんだが、彼は生まれは大正だが、創作活動をしているのは昭和になってからなんだね。まあ、中原淳一の作品もわずかながら展示してあったが。
今回気に入ったのは高畠華宵という人の作品。艶やかでもあり可憐でもありで魅かれた。四国に美術館があるようだが、いつか行ってみたいと思った。

企業広告の展示ではカルピスの黒塗りキャラの広告があってちょっと感激。

鑑賞後、展示品リストを貰って家でじっくり振り返ろうと思ったら、スタッフの人に展示作品が多くて、まだリストが出来上がっていないと言われて驚いた。もう始まってから2週間も経つのにそんなことってあるんか。

『ボブ・ディランの頭のなか』

2018-10-28 10:19:58 | 洋画
新品特価257円で買ってから約1年が経過したが、ようやく観ることができた。最近HDDの断捨離をしてようやく余裕ができた。面白そうであれば何を差し置いても観るけど、あんまり面白くなさそうだからこんなに時間が経ってしまったんだな。

昨日もディランのドキュメンタリー観て図らずとも2日続けてのディランであった。期待していなかったとはいえ、予想以上につまらん作品だったな。まあ、ディランファンとしてはディランが約100分間画面の中で動いて歌っているだけで満足。ただ、映画ファンとしてはガッカリこの上ない。

ダサい邦題に従うならばこれがディランのやりたかったことなのか。一応脚本にもクレジットされているけど、とりとめなく掴みようもなく好き放題やった感じ。まあ、言ってしまえばいつものディランということだ。


DVDには解説音声も入っているが、もう一度観る気は起きないな。

『ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム』

2018-10-27 22:25:47 | 洋画
上映時間3時間半のファン向けですらないマニア向けの映画。以前観たときはしょどディランファンではなかったが、ファンとなった今でも結構きつかった。

スコッセッシが監督でディランがデビュー以前からの過去を振り返る内容のドキュメント映画だ。あんまり過去を語るイメージのないディランだけに自分のルーツを語っている姿は貴重だ。どのような環境で過ごし、どのような音楽に影響を受けたか、ディランのルーツがよくわかる。
ただ、時期的には『ブロンド・オン・ブロンド』、バイク事故を起こすまでの内容なので、70年代のディランが好きな自分にはちょっと物足りない。逆に言えばそれまでの内容を3時間半もかけるのだから、濃密といえば濃密。