ずっと行ってみたかった美術館に念願かなってようやく行ってきた。
アクセスは決していいとは言えないが、それでも三宮からバスで美術館前まで行けるからビビるほどではない。
とにかく「広い」としか言いようがない。広い広いとは聞いていたので、ある程度は覚悟していたが、それでも予想の3倍4倍はある。
展示してあるのは絵画だけかと思ったら、聖堂まで再現しているのは恐れ入る。こりゃあれだけの広さも必要なわけだ。
展示作品は年代順になっているが、かなり古いところから紐解いている。
いくら数多く展示してあっても、所詮は偽物だろという思いは正直あった。ところが途中からそんなんどうでもよくなる。だって、そんな通ぶるほどの熱心な美術ファンでもないのだから。だったら開き直って一か所で色々観られて嬉しいなと思った方が得策だ。
今回一番観られて嬉しかったのはモランディの作品。以前美の巨人たちでモランディを特集した時、モランディがピカソのことを「いつも同じで退屈」と評しているのがとても印象に残っている。同じ年代の作家である、そのピカソの作品がすぐ近くにあって展示されているのもこの美術館ならではだと思った。
人は思いの外多いが、いかんせんその広さのおかげで混雑しているという実感はない。まあ割と快適に鑑賞できる。
寄りはしなかったが、カフェも素敵そうだったな。
アップで見るとこんな感じ
ボスの絵が
徐々に
閉じていく