ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『グランド・ブダペスト・ホテル』

2017-03-29 20:06:43 | 洋画
先日公開したと思ったら、もうテレビでやっているから驚きだ。時代は変わるもんだな。

てっきり全編ホテルを舞台とした映画かと思ったら違った。そしていたるところに漂うシリアスさとコミカルさを含んだ飄々とした空気。なんか以前にも感じたことがあると思ったら、やっぱり『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』の監督の人だった。他の作品は観ていないけど、きっとこんな感じの映画ばかり撮っているんだろうな。

映画の感想としては賞レースに絡んだ割にはという感じ。監督の世界が映画に存分に反映されているのは凄いと思うけど、面白いかと言われると微妙なところ。
観ている間は数人しか気が付かなかったが、クレジットを観ると知っている名前が何人も並んでいる。ホント気が付かなかったのが不思議なくらい。私が抜けていると言えばそれまでだが、そういう贅沢な使い方はやめて欲しい。ジェフ・ゴールドブラムとか久々にお目にかかるチャンスだったのに。
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『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』

2017-03-27 20:12:23 | 洋画
モノクロ、老人、ロードムービーというとリンチの『ストレイト・ストーリー』を思い浮かべてしまう。ストーリーは全然違うけど、観終えた後にはなんだか同じ気分になった。もちろんいい意味で。

いい映画なんだけど、どう言葉にしていいのか悩む。主人公の老人がまっすぐなのがかえって観ていて辛くなるが、それを支える息子が健気なのがまた、たまらない。なんで100万ドルが欲しいかと聞かれて、遺したかったと話す息子とのやり取りは秀逸だと思った。
宝くじはインチキだと思ったが、一応会社は存在して帽子を貰えてしまうのが何とも言えない。

『ストレイト・ストーリー』もそうだが、こういうスピード感のない映画をたまに観ると心に染み入るのは自分が少しは大人になったからかな。たまには寄り道してみるのもいいかなと思わせる映画だった。

映画も良かったけど、主人公を演じたブルース・ダーンがローラ・ダーンの父親というのに驚いてしまった。
この俳優、ちょこちょこ出演作は観ているのに意識したのは今作が初めてというのはもったいなかった。


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『レスラー』

2017-03-26 19:01:48 | 洋画
公開当時、映画の内容と同様にミッキー・ロークのカムバック作だと話題になったのはよく覚えている。

映画の面白さは置いといて、普段知ることのないレスラーの生態が知ることができるのは面白かった。スーパーで試合で使う凶器を購入したり、ヒールレスラーと流れのやり取りしたりと。ちょこちょこ痛々しいシーンが出てくるのも観ていて実に生々しい。

映画としては期待していたほどではなかったかな。特に終わり方は思わず「えっ」と思ってしまった。これで終わりかよと。まあ、レスラーとしての幸せか、一人の男としての幸せをとるかと問いは目新しさはないかもだけど良かったかな。

主題歌はボスの書下ろしで、これまたちょっと話題になった。テレビ放送では曲は流れなかったが、動画サイトでどんなもんか試聴してみた。聴いて思ったけど、やっぱりボスは終わっているなと再確認した。すっかり丸くなって昔の様なギラギラしていたボスはもういない。曲調がどうという話ではなく、ボスには昔の様な輝きは絶対に出せないのだろうな。悲しいけれど。
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『E.T.』

2017-03-25 22:00:12 | 洋画
「怒りのロードショー」でこの映画を取り上げている回があるけど、あの回のシェリフの気持ちがよくわかる。この映画って「なんか」観る気が起きないんだよな。一応20年くらい前に観ているし、有名だからストーリーも何となく知っているから観なくてもいいかなという気持ちだったのかな。

シェリフはなんだかんだで映画観て感動していたけど、自分は合わなかったな。村山みたいに偽善映画だなんて言うつもりはないけど、いささかお涙ちょうだい演出が過ぎるのではないかと思う。また、ジョン・ウィリアムズのテーマもそれを助長させるんだな。

まあ、初見から20年も経っていたし、次は50周年記念エディションが出たら観ようかな。
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『96時間』

2017-03-22 21:10:35 | 洋画
以前続編を観て面白かったから1作目の今作には期待していた。
感想はめちゃめちゃ面白った。2000年以降のアクション映画ではひょっとしたら一番面白いかもしれない。

凄腕の親父が誘拐された娘を救うためにとにかく敵をぶちのめす。こういう映画を観るとアクション映画にストーリーをごちゃごちゃつける奴は愚か者としか言いようがなくなる。そのアクションシーンも結構ハードなんだな。フランス映画だからなかん。ハリウッドみたいに優しい殺し方じゃないし、殺す前のつまらん溜めもない。なんとなく武映画がフランスで受けているのがわかる気がする。あの元同僚の奥さんを撃ったシーンはこっちが驚いてしまったもの。娘以外はどうでもいいという姿勢が素晴らしいね。これほどストレスやイライラなしに観られる映画は珍しい。

アクション映画でスカッとしたい人にはとてもおすすめ。
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