ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

「榊原紫峰と国展の仲間たち」 足立美術館

2018-08-28 21:41:28 | ○○展

昔から有名な美術館だったのかもだけど、最近やたらテレビで取り上げられているのを目にする。外国人観光客にも人気のようだけど、自分が行ったときには外国人の団体さんはいなかったな。

この美術館は展示作品よりも庭園の方がピックアップされている。おそらく入場者の目当てもそちらだろう。
この庭園作り込にかなり手間や神経をかけているよう。確かに作り込は凄くかなり絵になる。しかし、あまりにもきっちりしすぎて個人的にはしっくりこないな。人工感がものすごくて…。庭園の奥に山が見えるだけに、それが際立っている。
それでも建物を額のように利用として見せる庭園は日本人らしくて良かったな。写真じゃ全然わからないけど…。




















展示作品の方は日本画そんなに興味ないからささっと。でも、日本画って意外と写実的な作品もあるんだね。写実的な日本画は洋画にない迫力がある。
地下を通っての別館もあってじっくり観ようと思うと結構時間がかかるね。この別館の方は現代画家の作品で結構興味深かった。しかし、作家の経歴が軒並み東京藝大卒。


「安野光雅のせかい『ふしぎなえ』から『旅の絵本』」 安野光雅美術館

2018-08-28 21:41:00 | ○○展

安野光雅という名前は全く知らなかったけど、津和野の名所ということで行ってきた。

津和野というところは非常にのどかというか牧歌的な町である。それと同様に彼の絵も非常に優しい絵であった。やっぱり生まれ育った町というのは作家への影響も大きいのだな。また、優しさだけでなく随所にユーモラスもちりばめており結構気に入ったよ。

絵だけでなく建物も非常に趣がある。学校を模したつくりになっており、教室もちゃんとある。館内でプラネタリウムも上映しているようだけど、時間の都合が合わずに観ることができなかった。残念。

京都にも彼の美術館があるようだけど、これまたアクセスが微妙なとこだ。でも、行ってみたいな。

ちなみに隣の桑野史成写真美術館も行ってきたよ。








『テルマエ・ロマエⅡ』

2018-08-28 20:37:38 | 邦画
旅行中のホテルで観たけど、そんなときに観るのにピッタリな作品だ。いくら名作でも風呂上りに浴衣で『タクシー・ドライバー』なんて観たくない。温泉から上がって缶チューハイ片手にスナックつまんで観る『テルマエ・ロマエⅡ』。ああ、なんて贅沢なのだろう。

基本的には前作同様に原作ストーリーのつなぎ合わせ。バカ映画に相応しい小ギャグの連発はリズム感があっていい。肝心の核となるエピソードのローマの平和云々はなんだか背中がかゆくなるようなものだったが、深夜に観るのにピッタリな映画であった。

地味に次作も期待しているが、これで終わりなのかな。

『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』

2018-08-24 23:16:57 | 洋画
一応ハリソン君のファンのつもりだったけど、こんな映画あったの知らなかったな。

不法移民と言う骨太なテーマで見応えがある…と思いきや中途半端にサスペンス要素を盛り込んでしまってどっちつかずの中途半端になってしまったという印象。社会派映画と言うよりはエンターテイメント寄りに行ってしまったのが、期待通りではなく残念。

『ウェイバック-脱出6500km-』

2018-08-22 21:24:37 | 洋画
ピーター・ウィアーの最新作…と思いきやもう8年も前の作品なんだね。この監督って結構良質な作品作る割にあんまり名前が知られていないのが残念。この作品以後まったく音沙汰がないけど、引退しちゃったのかな。


シベリアの収容所から脱走したという実話を基にしたお話。『大脱走』のノリとは違うよ。純粋なドラマ作品だ。
映画としては正直普通だけど、随分と大変なことしたんだなと凡庸感想しか出てこない。タイトルにあっさりと6500kmとあるけど、これって相当な距離だ。ちなみに北海道の先っぽから九州のお尻までが約3000km。この2倍以上の距離を寒くひもじい状態で歩くのだから人間って凄いね。

正直実話としての設定に頼っている感があるな。もうちょっとドラマなりメリハリがあるとよかったな。