勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

64 ロクヨン 前編

2016年05月08日 | 邦画
横山秀夫のベストセラー小説『64』の映画化。

原作を読んだことがあるはずなんですが、ほぼ内容を忘れているので、実質初見と同等です(笑)。

いやぁ、少なくとも前編を見た限りでは、今年の邦画一番じゃないですかね。非常に重厚な内容で、中々良く脚本が練られていると思います。

惜しむらくは、前編・後編の二本構成なので、前編を見た限りでは、過去の振り返りとこれからに対しての伏線だけで、あまり物語が進まない点。まぁ、商業的に考えて、後半へも客を動員しなければならないですから、そうなるの仕方ないかもしれませんが、ちょっともどかしいですね(苦笑)。

そうそう。今回、広報室の係員として榮倉奈々が出演しているのですが、『図書館戦争』シリーズに引き続き制服姿と言う事で、制服女優の名を確固たるものにしたようです(笑)。

個人的な“苦情”を言うと、冷静によく見ると判るのですが、一瞬パッと見た時、綾野剛と瑛太の髪型がちょっと似ていて、どっちがどっちだか判らなくなりかけました。相反する立場の人間の役なのにね。

後半も楽しみだ。

タイトル 64 ロクヨン 前編

日本公開年 2016年
製作年/製作国 2016年/日本
監督 瀬々敬久
原作 横山秀夫『64』
出演 佐藤浩市(三上義信/警務部秘書課広報室広報官、元ロクヨン追尾班)、夏川結衣(三上美那子/義信の妻)、芳根京子(三上あゆみ/三上の娘・高校生)、綾野剛(諏訪/警務部秘書課広報室係長)、金井勇太(蔵前/警務部秘書課広報室主任)、榮倉奈々(美雲/警務部秘書課広報室)、三浦友和(松岡勝俊/刑事部捜査一課長、元ロクヨン追尾班長)、赤井英和(望月/農家、元ロクヨン追尾班)、菅田俊(漆原/高田署長、元ロクヨン自宅班長)、筒井道隆(柿沼/ロクヨン専従班捜査員、元ロクヨン自宅班)、吉岡秀隆(幸田一樹/警備員、元ロクヨン自宅班)、窪田正孝(日吉浩一郎/無職、元ロクヨン自宅班)、烏丸せつこ(日吉雅恵/浩一郎の母)、鶴田真由(村串みずき(旧姓:鈴本)/主婦、元ロクヨン自宅班)、椎名桔平(辻内欣司/県警本部長(キャリア))、滝藤賢一(赤間/警務部長(キャリア))、菅原大吉(石井/警務部秘書課長、三上の上司)、仲村トオル(二渡真治/警務部警務課調査官)、奥田瑛二(荒木田/刑事部長(ノンキャリ))、小澤征悦(御倉/刑事部捜査一課次席)、永瀬正敏(雨宮芳男/ロクヨン被害者の父)、小橋めぐみ(雨宮敏子/芳男の妻)、平田風果(雨宮翔子/芳男の娘、ロクヨン被害者)、瑛太(秋川/東洋新聞キャップ)、坂口健太郎(手嶋/東洋新聞サブキャップ)、嶋田久作(梓/東洋新聞支局上席デスク)


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