“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

◆科学技術書<新刊情報>◆「太陽に何が起きているか」(常田佐久著/文春新書)

2013-03-15 10:34:22 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:太陽に何が起きているか

著者:常田佐久

発行:文芸春秋社(文春新書)

 太陽に異変が起きている。黒点の数が減り、磁場の様子もおかしい。観測衛星ひのでプロジェクト・リーダーが最新情報と地球への影響を語る。国立天文台の常田佐久教授が、太陽に異変を感じ始めたのは08年のこと。以降、NASAも認める世界一の観測衛星「ひので」によって、黒点数が減っていることや、規則正しかった活動周期が延びている事実が次々と明らかになっている。似た状況は、地球がミニ氷河期だった17世紀にもあったとか。果たして地球は寒冷化に向かうのか? 生命の誕生との関係は? 太陽は私たちにとって最も身近な星なのに、解明されていない謎が多い。「ひので」の最新観測結果を駆使して、46億年間輝き続けるそのエネルギー源に迫る。(文芸春秋社の紹介文から)

 


      

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