“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

◆科学技術テレビ番組情報◆NHK「サイエンスZERO」/BS朝日「BBC地球伝説」/TBSテレビ「夢の扉+」/他

2013-03-04 09:57:52 |    ◆TV番組◆


<テレビ番組情報>
 

NHKテレビ Eテレ  サイエンスZERO 毎週日曜日 午後11時30分~0時00分
                         再放送毎週土曜日 昼12時30分~1時00分
 

3月10日(日) パワー10倍! マグネシウム電池開発中

女優:南沢 奈央/サイエンス作家:竹内 薫/アナウンサー:中村 慶子/

東北大学教授:小濱 泰昭
 
 これまでの乾電池よりも10倍長持ちする「新世代の電池」! その原理はなぜか、ある種の金属に塩水をかけるだけ! しかも使いきっても太陽の熱で復活! 不思議な実力に迫る!

 BS朝日   BBC地球伝説 午後8時~9時

古代ローマの至宝~歴史を刻む美しき遺産~(3回シリーズ)

3月4日(月)休止
3月5日(火)古代ローマの至宝~歴史を刻む美しき遺産~ 1 紀元前ローマの栄光
3月6日(水)古代ローマの至宝~歴史を刻む美しき遺産~ 2 栄華を極めた帝国時代
3月7日(木)古代ローマの至宝~歴史を刻む美しき遺産~ 3 帝国の衰退

 イタリアをはじめ、様々な国々に残されている芸術作品や遺跡を通し、壮大な古代ローマの歴史に迫る。古代ローマが生まれたのは、紀元前8世紀。はじめはイタリア半島の一都市国家にすぎなかったローマだが、数百年かけて次々と領土を広げ、紀元前3世紀までにイタリア半島を統一。紀元前1世紀には、アウグストゥスを初代皇帝に迎え、巨大な帝国が誕生した。その後、偉大な皇帝たちが次々と君臨し、帝国は繁栄を極める。しかし3世紀に入ると、次第に力をつけたアフリカなどの属州が帝国を脅かす存在となり、永遠に続くかのように思われたローマ帝国にも、ついに崩壊のときが訪れる。第1回は、ローマのカピトリーノ美術館や、ロシアのエルミタージュ美術館、ナポリ近郊のポンペイにある遺跡などを巡り、一都市国家から巨大国家へと成長した紀元前のローマに迫る。第2回は、南フランスに残されたローマ帝国の神殿や、ナポリの北にあるバヤの遺跡、ローマに今も残る凱旋門やパンテオン神殿などを巡り、栄華を極めた帝国時代のローマに迫る。第3回は、北アフリカのリビアに残されているローマ帝国の遺跡や、イギリスの大英博物館、イタリア北東部にある聖堂などを訪れ、繁栄が頂点に達した後、次第に衰退し始めるローマの歴史を追う。
 
TBSテレビ    夢の扉+ 毎週日曜日 午後6時30分~7時
 
3月10日(日) 南海トラフ巨大地震から命を守れ!
             スパコン京で地震シミュレーション揺れ、津波…あらゆる被害を予測し、安全な避難
             経路へ導く「減災計画」

ドリームメーカー/海洋研究開発機構(JAMSTEC) 金田義行

ナレーター/向井 理

 「科学・技術と人をつないで、巨大地震から人命を守りたい」最大死者数32万人。東日本大震災の17倍以上の被害が想定される南海トラフ巨大地震。その人的被害を限りなくゼロに近づけようという新たな防災プロジェクトが進められている。日本が誇るスーパーコンピューター「京」を使った、究極の地震シミュレーションの開発。そのプロジェクトリーダーを務めるのが、海洋研究開発機構の金田義行、59歳。金田が手掛けるのは、揺れの強さ、地形、津波のスピードなど、過去120年分の膨大な測量データを「京」で計算し、液状化、地盤沈下、橋の崩落、建物の破壊状況など様々な被害を予測して、家一軒、道一本という正確さで映像化するという、最新の技術を駆使した精緻な地震シミュレーションだ。

NHKテレビ Eテレ   地球ドラマチック 毎週土曜日 午後7時00分~44分
                          再放送 毎週 午前0時00分~0時44分
 
3月 9日(土) 北米五大湖 湖底に眠る謎

 もしも北アメリカの五大湖の水を全部抜いたら…。科学データとCG映像で湖底の地形を明らかにし、詳細に分析していくことで、湖誕生の秘密に迫る。2万年前、五大湖周辺は厚い氷河に覆われていた。この氷河が大地を押さえつけ、変形させて、深い窪地を作ったとみられている。また長い年月の間に水位は大きく変化していた。7000年前、水がなかったと見られる一帯からは人々が生活していたと思われる痕跡が見つかっている。湖の誕生から現在の姿になるまでの壮大な歴史をたどる。

原題:Drain the great lakes、制作:カナダ 2011年

NHK-BSプレミアム   コズミック フロント 毎週木曜日 午後10時00分~11時00分
                             再放送 月曜日 午後11時45分~0時44分
 
3月7日(木) 「地球を襲う太陽嵐」

  突然、都市に大規模な停電が起き、GPSが使えなくなり、人工衛星が失われる・・・そんなパニック映画のようなリスクがひそかに私たちの生活を脅かしている。原因は太陽の表面で起きる爆発によって発生する「太陽嵐」だ。強い電磁波やプラズマが、1億5千万km離れた地球に降り注ぐのだ。次に太陽活動がピークをむかえるのは今年の秋頃とも予想されている。IT化が進んだ現代社会で大規模な太陽嵐が地球を襲った場合、停電に加えて電子機器の異常動作や情報通信の障害などで全世界が混乱に陥るおそれがあり、アメリカでの報告では損害は最大2兆ドルに上ると推計されている。太陽嵐が地球の高層大気を加熱し膨張させることで、人工衛星が軌道を外れ墜落するケースもある。また、最近の研究では、過去に観測された最大級の太陽嵐を上回る規模の「スーパーフレア」が発生する可能性もあるとわかってきた。番組では、近年解き明かされつつある太陽嵐のメカニズム研究の最前線や、産業・社会基盤などを守ろうとする"宇宙天気予報"の取り組みを紹介し、明日にも起きるかもしれない太陽嵐の脅威と備えの方策を探る。

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