小学校に入学したばかりの孫の下校を迎えに行って、いっしょに歩きながら「なんかあった?」と聞いた。
「ウンチした!」
「おお~そうか! そうか!」
「トイレがきれいやった!」
「へぇ~、よかったね!」
自動水洗トイレだそうだ。
家のトイレよりもきれいだったそうだ。
すでに和式トイレではない。
便座の時代だ。
ましてや、ウジ虫が覗けるトイレなど、この世に存在しないかもしれない。
ああ、あのトイレ、いや、あの便所は汚く、臭く、気持ちが悪かった。
学校のトイレも変わったものだ。
とてもいいことだ。
そして、学校でウンチした孫も大したものだ。
トイレから戻ったら、算数の授業が始まっていたというから大したものだ。