60才できっぱりと退職した。
退職はゴールではなく、そこからがスタートだと思った。
未練も何もなかった。
まったくそのとおりに生きてきた。
後悔することは何もない。
さて、60才退職を決行できたのはお金のおかげだ。
➀在職中にためた貯金があった。
➁私的年金にも入っていた。
➂おまけに伴侶が働いていた。
年金支給まで2年間のブランクがあった。
➀の貯金で在職中同じレベルのこづかいが2年分あった。
➁の年金は10年に引き伸ばしても十分な額があった。
➂は4年間の時間差があった。
もうかせがなくてもいい!
好きなことをして暮らそう!
60才で辞める!
退職の年の8月、ある暑い日に決断した。
「よ~く考えよう~ お金は大事だよ~」
健康>家族>お金の順に大事だ。
しかし、同僚、友だち見ていると、どうも、お金>健康>家族の順に優先しなければならない現状がある。
60才退職を機に好きなことをして暮らすという選択ができなくなっている。
なかなかタイヘンだ。
退職後に思うのは好きなことをするのに、65才や70才では時間が足りないという実感がある。
時間が遅くなるということだ。
よっぽど50台くらいからプランを温めておいて、ある程度試行錯誤しておく必要がある。
60才退職のワタクシは50才を期にそれを決行した。
それでも好きなことを模索するには10年では足りなかった。
退職後もずっと試行錯誤、暗中模索をくり返した。
70才ごろでは遅すぎる。
アッと言う間に時間が過ぎ、気づいたら家でゴロゴロしている可能性が高い。