風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

一個人3月号

2024-03-28 | 社会

初めて買ったけど、なかなか面白い雑誌。
特にこの特集はとても興味深い。
地名のみならず、名字にも言及していて
2度3度読み返した。
特に古事記、日本書紀、続日本紀、各風土記など
古い書物にも出てくる歴史ある地名に惹かれる。
花巻の地名を考える際にも参考になるので永久保存版。
全国あちこちにある「愛宕」の意味なんかも書いて欲しかった。

ところで以前から疑問に思っていることがある。
藩政時代以前の国名について
「国」という意味の「州」をつけることがあった。
奥羽→奥州、武蔵→武州、甲斐→甲州、信濃→信州、遠江→遠州など。
でもそれらの国は今では奥羽、武蔵、甲斐などと呼ぶ方がデフォ。
では「長門」はなぜ「長州」の方がデフォなのか。
「薩摩・長州」という言い方はおかしいのではないか?
(長州に合わせるなら薩摩は薩州、薩摩に合わせるなら長門・周防)
・・・と思いません?

さて、花巻周辺でも読みにくい、珍しい地名はたくさんある。
アイヌ語が元になっている場合が多いせいかも知れない。
さて、次の地名は岩手県外の方は読めるだろうか。
「似内」「下シ沢」「谷内」「岳」「弐拾五島廻」
「膝立」「欠端」「糠塚」「百ノ沢」「石鳩岡」「毒沢」・・・
すべて花巻市内の地名。
コメント
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