風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

残された時間

2015-07-31 | 風屋日記


昨日発表された日本人の平均寿命。
男は80.5歳なんだそうだ。
あと25年。
「もある」のか「しか無い」のか、
考え方によって色々思うことはあるけど、
基本的には淡々と受け止める。

人生80年を1/3ずつに分けるとすれば、
今まで2/3を過ごしたところ。
これから残り1/3を過ごすことになる。
野球でいえば7回の表が始まるところ。
コールドで終わるかもしれないが、
とりあえずまだ試合は続く。
1ヶ月でいえば下旬に入るところ。
営業なら今月の売上の締めくくりを迎える。
そして1日に例えるなら夕暮れ時か。

これからの人生の1/3、特にやりたい事はない。
今さら大儲けしてベンツに乗ろうとも思わないし、
高級レストランに行きたいとも思わない。
ブランド物にも興味は無く、着る物はユニクロでいい(笑)
身に余る贅沢には全く興味は無い。
若い頃は物書きになりたかったけれど、
今はもう名を成したいとか、野心も無い。
3食普通に食べられて、
屋根の下でふとんに寝られて、
周囲の親しい人たちと笑顔で過ごせれば満足だ。

ただ、身体や寿命を削って仕事をすることは
もうたくさんだと思う一方で、
誰かの、何かの役に立ちたいとは思う。
誰も知らない影の方でいいけれど、
自分の存在が何らかの意味があったと実感できれば、
それで充分に生きたと思えるんじゃないかな。

それと
世間の目や体面や固定観念にとらわれず、
自分のしたいことには正直でいたい。
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中華料理「華」

2015-07-30 | 食べ物・お店


ランチセットのラーメンと麻婆丼セット。
ボリューム満点だし、この麻婆のコクが好み。
かつてPTAや中学校野球部父母会で一緒だった
楽しい奥さんと真面目なご主人のお店@花巻。
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夕顔

2015-07-29 | 食べ物・お店


大好物の夕顔とツナの煮付け。
冬瓜と間違えられるけど、違うんだなー。
もっと柔らかい。
ミョウガを入れて辛味がつくとなお良し(^^)

小さい頃から食べ慣れてるから
全国どこでも食べてるんだと思ってたけど、
聞いてみたらこの地方だけ?
冷やして食べる、夏の定番料理。
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「はじめての男着物」

2015-07-28 | 読書
仕事の資料を買いに行って
こんな本見つけてしまったのでつい購入(^^;
着物は何度も着ているし、初めてじゃないけど
これまでは着付けも着こなしも自己流だったから
たまにはこんな本を参考にしたくなる。

こんな季節に小千谷縮や久留米絣いいなぁ。
もちろん八重山上布に憧れるけど
まず買えないだろうからなぁ。
安い絽や紗の着物もできたら欲しい。

縞や小紋・・・いいなぁ。
無地や本当に細かい小紋に縞の半襟も粋だ。
柄の着物に無地の羽織ってのもgood。
いろいろ試してみたいけれど
すべて手に入れるには膨大な金がかかる(^^;
化繊の着物をいくつか揃えて
取っ替え引っ替え試してみるのがせいぜいだな。

東京に住んでいるときは時々着物で出かけた。
岩手に帰ってきてからはなかなか着る機会がなく
たまに着ても神楽衣装ばかりだけれど
この夏どこかでチャンスを見つけて浴衣は着たい。
もう少し涼しくなって単衣の季節になったら
着物で街歩きなんぞしてみようかなぁ。


「はじめての男着物」木下勝博:著 河出書房新社
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ギネスに挑戦

2015-07-27 | 文化


400年以上の歴史がある花巻祭は
盛岡の八幡祭などに見られる南部流の山車ではなく
優雅なお囃子に乗る雅な山車が有名。
そしてもうひとつの華は神輿だ。
たかだか10万人前後(合併前は7万人)の人口に
130基ほどの神輿が街を練り歩く。
市民にとってはそれが当たり前の風景・・・というか
かつては150基以上出ていたので
「少なくなった」という印象すらあるのだが、
(山車も25台ほどだったのが、今では20台も無い)
それでも改めて考えると尋常な数ではない。

それに気づいた若い人たちが
今年の花巻祭にて神輿の数でギネスに挑戦するとのこと。
当たり前の風景が実は価値あることなんだという
気づきが大事だとは以前から思っていたものの、
かくいうワタシもそこまでは気づかなかった(^_^;)
(たぶん全国で一番多いよねぇとは話していたのだが)

客観的な目で地元の良さを見直し、
さらに盛り上げていこうという若い人たちの
素晴らしい挑戦。
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観じる民藝展

2015-07-26 | 文化


花巻市博物館の企画展。
日本民藝館の元学芸員で柳宗悦氏に師事し
民藝を学んだという尾久彰三氏の
コレクションから選んだ品々が展示してある。
そのコレクション・・・
残念ながらあまりに範囲が広すぎて
散漫な展示になってしまってはいたが、
李朝朝鮮のものを中心とする陶器類や
織物、染物などの裂類はさすが。
土に埋まっていたであろう物などにも
素朴な美しさがある。

やはり民藝にはそそられる。
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温泉へ

2015-07-25 | 生活の風景
何度も書いているけど、花巻市内には15の温泉がある。
花巻温泉は大きなホテルがいくつも建ち並び、
県内随一のキャパがあるため団体さんや修学旅行が多い。
その奥の台温泉は風情ある宿がならぶ鄙びた温泉街。
(先日NHK-BSプレミアムの「日本縦断こころ旅」でも
 火野正平さんが自転車で訪れていた)
花巻南温泉郷は1軒宿の温泉が1本の道路沿いに続く。
松倉、志戸平、渡、大沢、山の神、鉛、新鉛・・・
花巻温泉の北側にも、東の東和町にも温泉はある。
だいたいどこも自宅から車で10分ほど。
(東和温泉は20分ぐらいかかるかな)
ってことで、週末気が向けば日帰り温泉に足が向く。

先日は台温泉。
2度目の観光荘だ。



家族経営の小さな温泉宿だが、
階段の踊り場や廊下の隅、帳場周りは落ち着いた飾り付け。
ヒノキの風呂と相まって家のように落ち着く。
(自宅がこんなにキレイに飾られてるわけじゃないけど 笑)



窓の外はヤマユリが満開。花がデカい。
沿岸地区から高校野球県予選応援に駆けつけた
父母会の方々が泊まっていたらしく
普段は休憩室になっている座敷が宴会場になっていた。
和気藹々とした笑い声が聞こえてくる。
勝ったのかな?おめでとうございます。



近くにはこんなかわいい温泉宿も。
台温泉の雰囲気、好きだなぁ。
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「風の歌を聴け」

2015-07-24 | 読書
初めてこれを読んだのは、確か19歳の時。
かれこれ36年前で、自分は主人公と同年代だった。
物語の時代は10年ほど前だったけれど。
自分も含め、当時の読者にとってこのクールな小説は
それまでに見たことのない世界に導いてくれた作品であり
新しい時代を予感させるものだった。
高度経済成長が終わり、ドルショックやオイルショックを経て
日本は緩やかな凪の時代に入ったところだった。

時間調整のためにコーヒーが飲みたかった。
暑い日差しを避けるためにも、その時それは切実でもあった。
コーヒーを飲みながらパラパラ頁をめくるために
持ち歩きにも便利な薄い文庫本が欲しくなり
下町の小さな古本屋に入って、この本を見つけた。
たかだか150頁ほどの100円の文庫本は
時間つぶしにも理想的に見え、36年ぶりに開くことになった。

あっという間に読み終えて驚いた。
かつて読んだ時とは全く印象が違う。
あんなにオシャレでクールだったはずの短編には
若さを持て余し、中流家庭の生活に苦味を感じる登場人物と
社会に格差の中でもがく人々が描かれていた。
そして時間。
誰しも時間とともに老い、死んでいく。
そんな諦観とそのことに気づきつつ孤独に満ちた小説だった。

 「ねぇ、私が死んで100年もたてば、
  誰も私の存在なんか覚えてないわね。」
 「だろうね。」と僕は言った。

それを我々は受け入れるしかない。
夢を描いた子どもの頃、毎日が手探りで不安だった20歳前後、
地に足をつけつつ走り回った20代後半、
わいわい楽しかった子育て時代と仕事に追われる日々。
そして今、老いを自覚しつつ見え始めた「終わり」を考える。
人間の人生なんてあっという間。
そしてほとんどの人間のことを百年後には誰も覚えていない。
どう生きても時間は限られている。
ならば自分が考えたいように考えていいんじゃない?
したいようにしていいんじゃない?
名を売りたいとも思わないし、大きなことをしたいとも思わない。
本読んで、コーヒー飲んで、好きな音楽聴いて
そしてぼんやりとタバコに火をつける。
できれば音楽はラジオかレコードがいいな。

「風の歌を聴け」村上春樹:著 講談社文庫
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バンカラ

2015-07-23 | 文化

おぉ、なんとこんなブログが!!
そう、岩手ではバンカラはエリート意識の現れでもある。
それは「ひけらかす」というよりも
「自分を律する」ものである意味の方が強い。
その存在は哲学的ですらある。
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東日本大震災復興支援チャリティーコンサート「花は咲く」

2015-07-22 | 文化


今年で4回目のチャリティーコンサート。
子どもたちや大人のコーラスグループによる
ハートウォームなコンサートは
なはんプラザコムズホール満杯のお客様。
みんなで歌うコーナーもあり
懐かしい歌に会場中声をそろえた。



金星子どもオーケストラの存在は知っていたが
その成り立ちについて初めて知った。
震災直後、韓国、ベトナム、シンガポールから
岩手の子ども達にとバイオリンが数十台届けられ、
それを元にスタートしたのだという。
長く続けている子でもまだ4年のキャリアながら
指導者のおかげかとてもうまい。
ちゃーんとシンフォニーになっている。
小さな子どもたちから高校生達まで一緒になって
ひとつの曲を作り出す素晴らしさ。



最後に観客も出演者もみんな一緒に「花は咲く」。
歌いながら胸がいっぱいになった。
海外からの支援もたくさんいただきながら、
こんな草の根レベルのチャリティーや支援が
様々な方々の手弁当で続けられている。
仮想敵国を想定した安保法案を強行採決したり、
米軍基地移設を現地住民の反対を押し切って進めたり、
国内のマイノリティーにヘイトを続けたり、
とんでもないほどの大金を競技場建設にかけつつ
津波被災地支援を地元に押し付けたりする人たちに
この声を届けたい。
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提案

2015-07-21 | 社会・世界・平和
日本が集団的自衛権を持つことに根本的に反対の方、
反対ではないけれど、憲法解釈変更ではなく改憲すべきとお考えの方、
アメリカ追随や違憲法案ごり押しが生理的に嫌な方、
首相や与党幹部の国会軽視や世論無視に憤りをおぼえる方、
政府に何となくごまかされているように感じられておられる方、
「確信している」とか「この道しか無い」ではなく、
もっときちんとわかるように説明して欲しい方、
安保法案よりも違憲状態の選挙制度改革が先だろうと思われる方、
このままだと自衛隊がかわいそうだと思われる方、
もっと明確な法整備の元、防衛力を整備すべきとお考えの方、
日本会議とかいう団体についてもっと知った上で判断したい方・・・
さまざまなお考えの方々がおられると思うが、
上記に挙げたお考えの方々は、
とりあえず安保法案の今国会成立に「ちょっと待て」と思われるだろう。

その方々に提案。
まずは地元選出の与党議員に「NO!」をつきつけてみてはどうか。
「このままごり押しに賛同するなら次の選挙は推さない」と。
与党議員は、内閣に反対すれば次回選挙時の公認が危うくなるから
異論があってもなかなか口にできない。
しかし公認されても選挙区で支持されなければどうしようもない。
選挙区の声を後押しに、与党内で自論を主張できるようになる。
それでも政府案に賛成という議員がいても、
それはそれでその方の信念に基づく行動だからいいんじゃないかな?
自論を無理矢理変えろとまでは言うつもりは無いから。
あとは選挙民がその人(政府の考え)をどう評価するかだけでしょ?
相手が衆議院議員でも参議院議員でもいい。
有権者自らが自分の考えをぶつけてみてはどうだろうか。
「地元の橋を造る」だとか「補助金引っ張ってくる」だとか
そんな公約よりも、正しい選挙のあり方だと思うんだ。
異論を持つ与党議員を呪縛から解放してあげるという意味も持つ。


上記はあくまでニュートラルな立場からの意見。
そしてワタシ自身はと言えば
まずは憲法違反の疑いがある現安保法案成立には絶対反対。
先にアメリカに約束してから国会にかけるなんてのは言語道断。
政府の説明も、まったく説明になっていない。
もう一度仕切り直しした上で改憲論議になるなら異論にも耳は貸す。
さまざまな意見を自分なりに考え、判断するつもり。
とはいえ、今のところ根本的に現日本国憲法支持だけどね。
憲法9条は美しいし、日本の誇りだと思っている。
(日本だからこそこの憲法を持つことができる)
米軍の沖縄駐留も見直しの時期だと思っている。
(尖閣諸島に米軍基地作るってのはどうだろう 笑)
震災被災県の人間として、原発再稼働には絶対反対。

・・・とはいえ、
ネトウヨの方々がご心配なさるような団体や組織には属してない。
特定の政党を無条件、盲目的に推しているわけでもない。
あくまで個人的な考えなので心配ご無用(笑)
国の進路、方針は是々非々で考えることにしている。
ただ現内閣は、政策や方針以前に信頼できないと感じてはいるけど。

さて、来月~再来月にかけて
岩手県では知事選挙や県議会議員選挙が行われる。
今回に関しては人となりや各人の公約、訴えなどは二の次。
国レベルの政策に対して候補者がどう考えているかで決めようか。
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黒田清輝記念館

2015-07-20 | 散歩




外がどんなに暑くても
中はひんやりと静謐な空気。
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「起終点駅(ターミナル)」

2015-07-19 | 読書
タイトルは人生という旅の例え。
人生を終える場面を描く短編集だから
「終点駅」でも良さそうなものだけれど、
実は死の対極として人生のリスタートも描いている。
誰かの死をきっかけに(あるいは同時に)
新しく踏み出す第1歩。
とはいえ踏み台にしているわけでもないし、
実はそれほど明るい第1歩というわけでも無い。
ありきたりな言葉でいうと運命。

この人の作品に描かれる現実と孤独、諦観、
全体を覆う寂寥感は、ともすると作品を暗くするが、
それでも読後なんとなく澄んだ気持ちになるのは
一体どういうことなのだろう。
どうしようもない結末の作品ですら
どこか清々しさすら感じたりするのだ。
特に本作の中では「たたかいにやぶれて咲けよ」で
寂しさ、孤独とともに微笑ましさも感じた。
人間っていいな・・・と思わせる作家なのだと思う。
その手触り、嫌いじゃない。

それにしてもこのあまりに軽い表紙デザインは
なんとかならんものかな。

「起終点駅(ターミナル)」桜木紫乃:著 小学館文庫
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信用

2015-07-18 | 社会・世界・平和
例えばバンドやってる人たちが
コンテストに出ることにした。
賞を取るためにはビジュアルが必要だ。
追い求めたい音もある。
ってことで、ギタリストがギターを新調する。
あんな音がいい、
後からも使うからこんな機能も欲しい、
ルックスはインパクト欲しいよね、
コンテスト前にはライブでお披露目発表しちゃえ
・・・ってことで、
いざ注文する段階になって予算が倍になる。
「お前がこんなのいいと言ったんだから半分出せ」
「いやいや、だってアンタのモノでしょ?」
「おいおい、もう発表しちゃったよ」
「予定通り買わないとメンツ潰れるだろ」
「だってこんなにかかると思わなかったんだけど」
「コレがいいと言ったのはオレじゃねーぞ」
「仕方ねぇから周囲騙くらかして金集めたら?」
ってことでしょ?新国立競技場問題。

原発事故対応についてもそうだけど、
世界中を相手に嘘八百で大見得切った後で
いろいろボロが出て慌てふためく姿は恥ずかしい。
競技場のデザイン変えるよりも。
誰でも普通買い物する時は、まずは値段確認して
それでサイフと相談すると思うんだけど。
決めてしまってから慌てるのは本末転倒だな。

こんな無責任、無計画な人たちに
武力行使の是非を決めさせてしまっていいのか?
「信用して任せろ」と言うけれど
借金膨らませてパカパカ金使ったり
選挙結果で明確になった民意を踏みにじって
辺野古に基地移設を強行したり、
甘々の安全基準を元に原発を再稼動させようとしたり
そんな人たちを信用する方が無理。

あ、でも予定外でギター買っちゃったこと
ワタシもある気がする(^_^;)
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学食

2015-07-17 | 食べ物・お店


長男や次男が大学時代、
それぞれの大学の学食で食べたことはあるが、
昨日行った東京芸大の学食には胸キュン。
なんかとっても懐かしい感じなんだよなぁ。
ワタシが大学時代にお世話になった
昭和な学食の雰囲気がプンプン。
芸大という学校のせいか学生たちも割と地味で
周囲に左右されることなくマイペースで自由な雰囲気。
これまた懐かしい雰囲気を醸す。
最近の首都圏の私立大あたりの学食は
カフェっぽいオシャレな造りになってたりして
おじさんには敷居が高すぎる。
ココならいいなぁ。また来たいと思わせる。



窓の外は自然がいっぱい。
上野公園の片隅にあるとはいえ
ここが都心だということを一瞬忘れそうになる。



選んだメニューはもちろんカレーライス。
古今東西学食の定番メニューでしょ。
期待に違わず、絵に描いたような学食カレー(笑)
懐かしい味を堪能いたしました。

ところで、カレーの他に気になるメニューを見つけた。



豆腐バター焼き丼。
こいつぁ間違いない。今度来たらコレだな。
というか、とりあえず自分でも作ってみようか(笑)
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