風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

個性

2024-03-06 | 社会
人は誰しも何かしらのコンプレックスを抱える。
それは人それぞれで、
中には他人から見ればコンプレックスどころか
アドバンテージと受け取られるものもありそうだ。
例えば男性で背が低いコンプレックスを抱える人がいる。
だが私から見れば、ちょっと羨ましくもある。
野球をやっていた頃は重心が低く守りやすそうだった。
中古の着物を買おうと思っても
昔は平均身長が低いので、私のサイズに合うものがない。
せめてあと10cm背が低かったら選び放題なのに。
一方で高身長をコンプレックスに思う人もいるのだが。

コンプレックスって、考え方次第じゃないかな。
ネガティブに考えれば欠点になるけれど、
ポジティブに考えれば強みとも言える。
容姿のコンプレックスのために美容整形する人もいるけど
みんな横並びで同じ顔になるんじゃつまらない。
その人が持つ特徴が魅力にも変わる。
有名人の子に生まれて人の目を避けがちの人は
逆に、自分がどこの馬の骨かわからない状況になることはない。
すぐに知ってもらえるメリットがある。
役者さんがいい例だ。

そんなこと言っても
なかなかコンプレックスを払拭できないだろうが、
少しずつでもポジティブに考えるようにすれば
それだけでもかなり気が楽になるよ。
それが個性というものだ。
そして、だんだん歳とともに、
そんなことはどうでも良くなってくる。
「これが自分だ」と思えるようになってくる。
まだまだ私も修行が足りないけど😅
コメント
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