人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

キーパーコーティングの思想的な原点  その1!

2013年09月12日 | コーティングビジネス
タイヤ屋をやっていた私達が 数多あるカーコーティングのブランドの中から
「キーパーコーティング」を選んだのか?
その原点が 開発者のコラムに連載されていますので
ご紹介します。

店を構えてお客様に自信をもってお薦めすることが出来るのも
思想や考え方に共鳴して 是非私たちも取り扱いしたいと思ったことから
当社の洗車・キーパーコーティングは始まりました。
およそ10年前から一貫してぶれる事のない
キーパーコーティングの原点です。



                                           

[昔、エポキシ樹脂の硬いコーティングがパリパリにはがれた]
カーコーティングの被膜は、
車の塗装の被膜よりも頑丈に出来ていて、
外部からの攻撃から塗装を守る「鎧(よろい)」のようなイメージがあります。

たしか40年近く前の大昔、
塗装の上に「エポキシ樹脂」を塗って、
「ノーWAX加工」とした商品がありました。
エポキシ樹脂は塗装に比べてかなり硬度が高く、
WAXのように流れ落ちないので、
一度加工してしまえばWAXをかけなくでもいいかもしれません。
私の親父が新車を買った時、
このエポキシ樹脂を塗るコーティングをしました。
たしかにツヤが良くなって、「やった感」はありましたが、
それも半年過ぎまで。
エポキシ樹脂が塗装からパリパリと徐々に剥がれてきて、
日焼けで皮がむけてきたように、ガサガサになってきたのです。
硬いエポキシ樹脂が柔らかい樹脂の塗装からはがれてくるのは、
今なら容易に想像できます。
「砂場の砂」の上に「アスファルト」を貼ったようなものです。
じきにはがれてきます。

しかし当時はびっくり仰天したものです。
親父は早速カーディーラーさんに怒鳴り込んで行きましたが、
そのあと、どんなことをして事が収まったのか、私は知りません。

[ポリマーコーティングは塗装のギセイ被膜である。]
車のコーティング、少なくともポリマーコーティングは、
車の塗装よりも硬くはなく、頑丈であってもいけません。
ポリーコーティングは、塗装より柔軟性があることが当然です。
だから、はがれてこないのです。

塗装よりも柔軟性のあるポリーコーティングは、
紫外線とか酸性雨、摩擦などから、
塗装の身代わりとなってコーティング被膜がその攻撃を受け、
汚れ、傷んでいきます。
いわばコーティングとは塗装の身代わりとなる「犠牲(ギセイ)被膜」なのです。
塗装よりも頑強な「鎧(よろい)」のようなものではありません。

[汚れ傷んだギセイ被膜を、塗装に影響なく入れ替えられる。]
そして、犠牲となって汚れ傷んだコーティング被膜は、
一定の期間で、
塗装を傷つけることなく、
簡単に入れ替えられることが重要な要素です。

実はカーコーティングとは、
塗装の身代わりなって汚れ、傷むと同時に
塗装を傷めず、負担をかけずに、
簡単な作業で入れ替えることが出来るかどうかが一番のポイントなのです。
しかもポリマーは分子的に結合しているので、
油汚れをしみ込ませず、コーティングの内部、
つまり塗装に触っている部分までは汚れていないので、
コーティング被膜の表面に近い一部分を入れ替えれば、きれいに仕上がります。
さら入れ替わっていくうちに、
コーティング被膜全体としては、ぶ厚くなっていくので、
もともとある塗装の表面の凸凹を埋めて
平らになってよりツヤが上がっていく塗装面改善の方向性が生まれます。

[WAXでも5日以内に繰り返し掛ければ優秀なギセイ被膜]
WAXでも広い意味ではギセイ皮膜と言えます。
WAXは油汚れを自分の被膜内にしみ込ませてしまうので、
WAX膜全体が汚れて、
塗装に影響することなく入れ替えることが出来ません。
だから、塗装を傷めてしまうのでギセイ被膜と言うことは出来ませんが、
しかし、運転手付きのリムジンなどの場合、
数日おきにWAXをかけるので、
WAX膜が内部まで汚れておらず、しかも硬化していず
その表面のまだ柔らかいWAX膜が、表面だけ入れ替わっていくので、
立派に優秀なギセイ皮膜と言えます。
しかも、WAXにはセルフレベリング効果があるので非常いい艶が得られます。
しかし、5日間に一度以上のサイクルでWAXを掛けられる人は多くありません。

[3ヶ月に一回のドラマティック“ピュアキーパー”]
5日間に一回WAXを繰り返し掛けるのは一般の人には非現実的です。
ピュアキーパーは、汚れにくく傷みにくいポリマーを独特の手法で製造し、
3ヶ月に一度のお手入れで、
塗装を全く傷めず、むしろ塗装面を改善する方向性を作り出します。
やればやるだけ塗装がどんどん良くなり、
3ヶ月に一度ずつ感動してしまうようなイメージで、
「3ヶ月に一度のドラマティック・ピュアキーパー」と銘打っています。
発売以来15年、毎年のように進化しているピュアキーパーは、
今では毎年200~300万台に施工され続けているベスト&ロングセラーです。

ピュアキーパーは塗装の身代わりとなって傷み、汚れるギセイ被膜です。
決して強く固い鎧(よろい)なんかではありません。

だから塗装を、延々と守り続けられるのです。


   転載 アイタック技研(株)社長  谷好道様のコラムより

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