人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

2023年タイヤ小売業界の展望 その3 タイヤ専門店イマージン!

2022年12月31日 | 経営

いよいよ大晦日 本日の16時半まで営業させていただきます。

34年前 「小さなタイヤ屋」がやりたくて独立開業して以来

そのままの「小さなタイヤ屋」で今年も営業をさせていただけたのは望外の幸せです。

開業時 この場所を紹介してくださった組合長も先月泉下に没せられ

先日自宅を訪ねて仏前に参らせていただきました。

この出会いがなければ 今はまた違っていたのですが 

大きなご縁が頂けたことが 本当にありがたいことだと改めて実感する次第です。

 

「一人でやるならここでええやろ」(55坪の田んぼでした。)

組合長が この場所を選んでくださったときのお言葉です。

それだけでなく地主さんへ貸してくださるようにお願いまでしていただきました。

 

組合長を紹介してくれたのは同郷の同級生 

彼は農協の上部団体で働いていて組合長と面識を得ていたのです。

幸運の輪が鎖のように繋がっていて 

さらにそれから34年も延々と繋がっているのです。

ここまでくると神様仏様ご先祖さまの見守りやご加護を信じるほかありません、

自分の力など小さなものです これこそお陰様です。

 


 

コロナ過とウクライナ侵攻という世界的な課題が

世界的な資源獲得競争につながり円安をもたらし 

その結果価格の値上がりインフレという状況に局面は変わりました。

生活者の環境は ありとあらゆるものの値上がりで 生活防衛が強まる気配です。

 

タイヤも今年2度の値上げが行われ 来春にはまた値上げが行われる匂いもあります。

 

小さなタイヤ専門店イマージンは 変わらずお客様のニーズに対処するだけです。

「会話」と言いう武器を再度見直し タイヤの必要な人にベスト提案を行います。

「良いタイヤを安くお値打ちに」は変わりませんが

「良いタイヤ」にはお客様にお価値観が反映されることが必要です。

 

先日も電話で225-60-16の中古タイヤがないか?という問い合わせがありました。

車種をお聞きするとセルシオとおっしゃいます。

往年の名車ですがあまり見かけなくなりました。

長く乗ってタイヤにあまり費用を掛けたくないとおっしゃいます。

しかし中古タイヤでこのサイズはまずありません。

そこでアジアンタイヤを紹介しました。

セルシオ=高級車=タイヤはレグノorデシベル この方程式は当てはまりません。

価格差で4本で8万円ほど違うのです。

「中古タイヤはありません」とお答えすれば電話はそれでジエンドです。

機転を利かせてアジアンタイヤを紹介すると 後日来店くださり注文を頂戴しました。

関市からはるばるのご来店でした。

 

お客様の価値観の寄り添い 

決して否定することなく対応をした結果が販売に結びついたのです。

 

自由自在に機転を利かせるには「お客様の真意を聴く」ことです。

中古タイヤがないか?=低費用のタイヤをお探しである。 ここにくさびを打ち込んで成約する。

タイヤ専門店ならではの対応です。(だいぶ自画自賛しています)

 

お客様に有利になる対応を心掛ければ自然とお客様は増えていきます。

結果 販売が増えて業績が上がります。

 

儲けようとするより お役に立とうと思い行動すれば結果的に儲かってしまうのです。

「セルシオには高性能タイヤがベスト」と考えると お客様の真意を聴き逃します。

こうしたお客様によって違う「心の声」(ニーズ)を聞き出さる強みは

ベテラン販売員しが有するものです。

当店の強みは そうしたベテランが3名でお客様の対応に当たれることです。

 

逆に捉えると 

こうした高度な対応を捨てて

価格でクリックしてもらうのがネット販売です。

 

ベテランスタッフを育てるの至難の技ですからネット販売が増えていく一面も大きい。

逆説的な発想なら 

ベテランスタッフが多数いれば 

ネット販売すら利用して「会話」に結びつけてお客様に安心と信頼を提供できるのです。

 

デジタル隆盛の時代 アナログゲリラはまだまだ健在です。

タイヤ専門店イマージンは 2023年も活躍させて頂けそうです。

 

皆様 良いお年をお迎えください!

一年のご愛顧本当にありがとうございました!

 

 

 

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2023年タイヤ小売業界の展望 その2 タイヤ専門店イマージン!

2022年12月30日 | 経営

テレビニュースでは 

海外旅行へお出かけになる人が増えて空港が混雑しているそうです。

コロナ過で検査要員の離職が進んで 

忙しくなったからと言って すぐに人員確保が出来ないことが理由だそうです。

少子化高齢化が進むこの国で 

これからの社会はどのように変化していくのか?

 

零細企業の小型タイヤ小売り専門経営もそうした視点を持たなければ・・・・と 思うのですが?

 


 

岐阜市近郊に於いて(準降雪地域とされています) 

タイヤ補修市場は

夏用・冬用比率は おおよそ50:50と考えられています(私見です)。

それで冬用はいつ販売され取り換えされるかと言えば

11月・12月のほぼ二ヵ月に限られるので

年間販売本数の50%はたった二ヵ月に集中するのです。

そして春の3月4月で20%を販売すると

残りの八か月では30%の仕事をこなす計算が成り立ってしまいます。

忙しい時は徹底的に忙しく短く 

ヒマな時は徹底的にヒマが長い のがタイヤ小売り業です。

 

それに対応した人員をどうやって集めるか?

タイヤ小売りの商売は ここに成否のポイントがあります。

極めて季節性が高い商売です。

年間を通じて

最盛期に対応した人員をそろえるなら 

ヒマな月は過剰人員で経費倒れになるのは必定です。

またヒマな時期に合わせた人員では 

急激な需要増加に対して増員はままなりません。

 

では どうするか? 必要な時に必要な人材に来ていただくには?

いつもこの課題を意識しておくことがまず大事です。

これは商売人頭です。

商機が来ることに対処すべき重要課題には 

商売を考える頭が必要です。

「人がいないので売り上げが上がらない」では商売は出来ません。

サラリーマン頭では解決できません。

 

タイヤ屋頭に商売人頭 そして経営者頭を使い分ける、

これが出来れば「生き延びれる」確率は上がります。

 

変化する時代に対して 

自らはあまり変わらずにいられるポジションで

独自の経営が成り立つには 他力を活用する以外ありません。

 

そうした目で タイヤ市場を眺めると

デジタル対応している所の「強さ」でなく 「弱さ」が目につきます。

「人が売る」ことを否定して「システム」が売ることに特化したネット販売です。

「売る」ことに特化しているので 「取り換え作業」はどうするの?

「取り換え店を紹介します。」となっています。

その取り換え店は 

ガソリンスタンドさんだったり 

自動車販売店だったり

「タイヤ作業が出来る」という店もしくは持ち込み専門店が大多数です。

 

「ネットで買ってあとは持ち込み作業店へ行くだけ」

このような宣伝文句がうたわれています。

ネット販売業者から見れば理想です。

販売するだけで後は取り換え業者に一任するだけです。 

一方取り換え店では 

送客と言って工賃を落としてくれるお客さんを受け入れる旨味があります。

しかし 商売の面白みは感じにくいので

タイヤ屋さんは そうした取り換え業者に参加しないのがほとんどです。

繁忙期が被り重なるので対処出来ないのです。

 

タイヤ専門店イマージンにも

「最短で作業できる日を教えて」とか問い合わせが来ますが 

最初からお断りして一切持ち込みは受け入れません、

自店販売品の取り換え作業で一杯なのですから。

ネット販売店のパンツ洗い的な仕事はお受けしません。

 

これはお客様がどうだという問題ではなく

ネット販売店VSリアル店舗の土俵と考えます。

 

ネット販売店の下請けをするより 

独自の利点でリアル販売店で購入してくださるお客様を大切にする意味でも

昔ながらのタイヤ専門店イマージン流商売を続ける方針を貫きます。

 

タイヤ専門店イマージンの小ささが大きな武器になっているのです。

 

一部の人は ネット販売を活用をなさるでしょうが

それはやはり一部の人に過ぎないのです。

その他大勢は 「タイヤ」に関心が高く 

安全・安心>低価格の順序を優先されます。

こうした人は 長く付き合える店を探されるので 

知らない店への警戒感は高く 評判を見聞きして判断をされます。

カーディラーやガソリンスタンドさんでも根強いファン客がおられるのは

便利さ・安心感が購買動機に作用している証拠です。

 

タイヤ専門店イマージンは 

ネット販売品を完全否定しているわけではありません。

自店で仕入れ代行として ネット販売品を扱っています。

あくまでも代行ですので 商品価格は原価販売です、工賃・処分費だけを頂く仕組みです。

 

なぜなら 会話で生まれる次の商機の種まきと考えているからです。

当店にとって最大の武器は「会話」です。

そうしてお客様と身近になれば 今回はネット品を購入したけど

奥さんのタイヤは在庫があるのでいいよ!

 

このように次に繋がった仕入れ代行品は数多くあります、

中古タイヤを扱っていますが 

中古タイヤが無くて仕入れ代行品につながるケースもたくさんあります。

 

小さなタイヤ屋商売の最高の武器は「会話」ですので

それが活用できる仕入れ代行の仕組みは

持ち込み作業だけをするよりより効果的です。

何よりお客様も タイヤ専門店の目利きと経験が活用できるメリットがあります。

 

人と人の繋がりは アナログ関係です。

ネット仕入れ代行(デジタル)を使って  

会話(アナログ)という武器を最高に活用することで

タイヤ小売市場で 意義のあるポジションを持っています。

 

これはゲリラ商売人頭です。

他人のふんどしで相撲を取る考え方です。

 

私たちが生き延びているタイヤ小売業界を客観視した一つのケースを紹介しました。

来年も展望は明るく感じます!

 

なんといってもタイヤは消耗品ですから 

自動車が動く限り必ずニーズは発生します。

全くありがたい業界です!

 

大儲けは出来ませんが 小儲けの機会はそこかしこにあります!

 

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2023年タイヤ小売業界の展望 その1 タイヤ専門店イマージン!

2022年12月29日 | 経営

今年もあと二日です、

一年を振り返るとあっという間に

過ぎ去ったと思えるのは私だけではありますまい、時間の流れが速くなっているのかも。

年初はコロナ過の第6波がニュースの中心だったのが

2月末にロシアのウクライナ侵攻軍事作戦が始まって 

世界の話題は「戦争」に釘付け一色になり その影響で円安一気に進んで

デフレからインフレ経済へあっという間に転換してきました。

一歩先は誰にもわかりませんね。

 


 

スタッドレス商戦もほぼ終わった気配で 

店頭は静かな時間が流れるようになりました。

すると気が張っていたのが蕩けてきて 

疲れが一気に出てきたのか眠くて眠くて仕方ありません。

自然な現象でしょう あと2日頑張ります。

 

ずっとタイヤ販売と交換作業のタイヤ頭に凝り固まっていたので

ここで目先を変えて 来年のタイヤ小売業界の展望に照準を当てていきたいと思います。

日銀が長期金利の誘導幅を変えたことをきっかけに

一時ドル円が150円の円安まで進みましたが 今は132円ほどに戻しています。

 

タイヤメーカーさんは 為替相場をどれほどに想定しているのでしょうか?

推測の域を出ませんが120円~130円に置いていると予想します。

すると 今現在の132円は 想定より円安ですので

国内販売より輸出が儲かる計算です。

円安で原材料の輸入が高止まりして面を強調し

今年2回の製品値上げを実施されました。

 

来年 メーカーさんは昨年よりの円高を理由にして 

海外利益の減少の焦点を当てて 再度製品値上げを目論むと読みます。

風の噂情報では M社は春先にまたもや値上げをする意向だとか。

どこまでも貪欲なのがメーカーの正体です、

円安で大変だと言いながら 

国内販売は値上げで収益を確保し 

海外輸出は儲かるので 製造資源を輸出品に振り向けて収益の上乗せに走り

国内品は前年度より生産計画を前年比98%ぐらいに落として品薄感をあおって

卸価格の引き締めにはしり 利益確保と生産性の向上を実現しました。

それで 大変だ大変だと言いつつ 過去最高益を出しているのです。

 

私の言い方では メーカーさんは「ヤマタノオロチ」です。

頭が8つもあるのです。

例えば B社は我々のような業者にもタイヤを卸してくれますが

近郊に直営のタイヤ小売店を開業します。

メーカーはどこで売れていも利益が上がるので 

卸先小売店の近くでも 躊躇なく出店してきます。

それを販社の担当者に文句を言うと 部署が違うので何ともなりません。と のたまいます。

 

これを「ヤマタノオロチ」だと 表現しているのです。

我々零細業者など メーカーの眼中にはないのです。

ここまで読むと腹も立ちません 逆にどうやって利用してやろうか?

付き合い方を慎重に考えるのです。

 

そうです 発想をゲリラ的な考えで行うことが生き残りの原点なのです。

そうした視点で2023年の展望を考えていきます。

 

右手で握手しながら 左手で殴り合う関係なんです。

こうした考えを基本にして 小売りと卸しそしてメーカーの動向を探るのです。

これが面白いのです。

小売り商売はゲリラに限ります!

 

タイヤ屋頭を ゲリラ頭に切り替えていきます。

 

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新型クラウンはボルトだった タイヤ専門店イマージン!

2022年12月27日 | タイヤビジネス

先日の積雪で 

タイヤ専門店イマージンの忙しさはアク抜けしたようです。

ほぼ待ち時間なしに

交換作業が出来る時間帯が長くなりました。

でも時々集中する時間もありますので 

ご自身の作業時間を含めて1時間程度はご理解ください。

 

ヒマになると 

体は無性に睡眠を欲します、

店で休憩しているとあっという間に寝てしまいます。

また 甘いものを欲します、それだけエネルギーを消耗しているのでしょう!

かなりカロリーを消費しているようです。

 

明日は定休日 しっかり睡眠をとって体を休めます。

 

 


 

新型クラウンに 初めてスタッドレスタイヤ装着させていただきました。

純正のタイヤサイズは21インチです。

しかしこのサイズはスタッドレス用アルミホイールが用意できません。 ので

18インチへインチダウンして装着します。

 

アルミホイール径は どんどん大きくなって・・・・すごく重いのです!

そしてナットではなく 外車にようにボルトです。

 

新型車が発売されると いろいろ変わってきて頭がこんがりまくりです。

先日はアウトランダーの新車が入庫してスタッドレスタイヤを装着したのですが

なんとナットが今までの12×1.5ではなく 12×1.25なのです。

エッホンマでっか? 

今までは三菱・トヨタは12×1.5で

日産・スバルは12×1.25と区分けがあったのが

三菱で製造する日産軽は12×1.5で 日産が製造する三菱は12×1.25

ややこしくなってきました!

 

もうオヤジ頭ではついていけません!

自動車メーカーの合従連衡が 現場に混乱をもたらしてきました!

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年末・年始の営業案内 タイヤ専門店イマージン!

2022年12月26日 | タイヤビジネス

本年も今週末までとなりました、

大勢のお客様にご愛顧いただありがとうございます。

まだ スタッドレスタイヤ・夏用タイヤとも 在庫は豊富に取り揃えています。

年末年始の冬道対策に十分お役に立てます。

年末・年始の営業は以下の通りです。

 

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