本年も残すところあと１日となりましたが
年末・年始の寒波の襲来が予想されています。
明日の大晦日は午後５時で閉店をさせていただきますが、
スタッドレスタイヤの在庫はかなりの範囲で取り揃えています。
お出かけのご予定がある方で スタッドレス未装着の方のご来店をお待ちしています。
また 新年は１月４日から営業を始めさせていただきます。
先日の積雪があって タイヤの交換作業はほぼ終了した気配です、
なんかホッとしています。
倉庫には 予約されたスタッドレスタイヤ８台分が装着を待っているだけになりました。
タイヤ・タイヤ・タイヤに明け暮れた１１月１２月は
このブログも 忙しい」とか「持ち込みはしない」とか「電話に出れません」とか
実況中継のような単調なものになってしまいました。
余裕が出てきたので 忙しさの中で起こった珍現象を公表します。
１ 自転車盗難事件
貸出用に用意している自転車が無くなりました。
誰も知らないというので盗難か？と思い次の日交番に届けようとしたのですが
営業が終わってバローさんへ買い物に行くと なんと自転車がある。
持ち帰って次の日 アルバイトの佐藤君が「あっ忘れてました」と言い出して犯人も発見。
「昼の弁当を買いに乗って行って帰りは歩いて帰った」とボケをかましていました。
２ オナラ多発事件
タイヤ交換作業でスクワット運動を繰り返すからか
オナラ連発でヒンシュクを浴びることが多い、
胃腸の調子が良くなるからか 粗食が多いためか真相は不明。
ただデリカシーに掛けているのは明白です。
３ ウンコちびり事件
オナラを繰り返すうち 或る時ブリッとしてしばらくするとケツに冷たさを感じヤバイと思って
トイレに駆け込むと パンツの上に何やら小さな物体が・・・・・・・。
慌ててふき取りトイレに流しましたが・・・・・・。
すっ飛んで家に帰ってパンツを履き替えて事なきをえました。
ケツが緩んだのは老化なのか？ おしめをするにはまだ早い！
全く何やっているのか？
これで運が付いてタイヤが売れまくったようです。 ありがたいことです。
年内３１日まで営業しています。
タイヤ交換は過酷な作業です。
道具や設備は揃っていると言っても
タイヤの取り換え作業は 中腰で持ち上げたり下ろしたりスクワッド運動を繰り返します。
一度でも経験のある人は分かると思いますが
本当に重労働であるうえに安全に気を配ることが求められ精神的なストレスも降りかかります。
１台２台の交換ならまだしも それが一日中続くとなると過酷な仕事となり果てます。
１日中の作業台数はMAXで３０台から４０台に及びます。
11月のデータでは 月間レジ回数５７０回
注文内金が２割あるとして作業台数は４５６台 １日平均４５６÷２５＝１８台に上ります。
みんなクタクタになりながら延々と
車を入庫させ ジャッキアップし タイヤを取り外し
組み替えて タイヤを取り付け ジャッキを外し 増し締めをして出庫させます。
お陰様で 疲労は蓄積していますが
気力はますます盛んで嫌な顔をせず元気な面構えで張り切っています。
健康第一安全第一をモットーにしているのですが
昨日お客様から電話をいただいてゾッとしました。
数日前交換した自動車のリアタイヤが締まっていなくて緩んでいた。
幸いな事にメカに詳しいお客様で
「おかしい」と感じて増し締めをしたので事なきを得たとおっしゃってくださいました。
Y様 ご心配とご迷惑をおかけしました。<m(__)m>
油断禁物です、作業マニュアルが疎かになったのでしょうね、「あってはならない事」です。
気持ちも再度増し締めをしなければなりません。
でもホッとしたのも事実です、タイヤが外れていたらと思うとゾッとする事態ですが
未然に防いで下さり 更に電話でお知らせまで頂いて ありがたいことです。
複数の人が関わると 別の人が締めたと思ってしまったミスです。
そのミスを防ぐためにロックシールを貼って
締めたら剥がすことになっているのですが・・・・・・・・どうやら手違いがあったようです。
大事にならず本当に良かった。
推測ですが
その時は あまりの忙しさに
隣のKPSから応援スタッフが入っていて 未確認になったのかも知れません。
いつもと違う運営になった時 そこにスキが生じやすいのです。
更に１名ならまだしも２名の応援が入ると・・・・・・・・・・素人衆が増えた時が一番危ない！
ベテランの目が行き届かなります。
関わる人数が増えれば増えるほどミスの確率は高まります、気を付けなければなりません。
さて 昨日の降雪で店頭は落ち着いてきました、交換作業もほぼ待ち時間なしです。
スタッドレスの在庫もかなり薄い状態ですが
かなりのレベルで持っています。
年末年始 再度寒波の襲来も予想されています。
新品中古にかかわらず いつでも在庫の問い合わせ歓迎です。
但し持ち込み作業の受け付けは行っていません。
先週末 雪予報が出てると
大繁忙第３の波が押し寄せてきて
毎日息つく暇もない忙しさで 一日中働きっぱなしの状態した。
特に昨日は まさに飛ぶような売れ行きで
新規にたくさんのスタッドレスタイヤが嫁に出て行きました。
降雪のアナウンスで どうしようか迷っておられたお客様が多数ご来店くださいました。
10月から予約が始まったスタッドレスタイヤは
前もって事前に準備されるお客様から
注文を受けたタイヤが倉庫に積み上がっていて
その取り付けが第一優先の仕事でしたが
これは１２月半ばまでに大半が取り替えが進んで倉庫が空になると
寒波の襲来で慌てて準備されるお客様の対応に切り替わり
そのために準備していた多数の在庫がほぼ空っぽになるような勢いの売れ行きでした。
ありがたいことです、
前半戦の準備が早いお客様と
後半戦の雪の直前に準備されるお客様に分かれたようで
どちらの需要も取り込めた気がします。
また積雪があると 中古スタッドレスの販売が一気に活況化します。
特に昨日から在庫の問い合わせが凄く増えて
今日は朝から中古スタッドレスが多数売れていきました。
買う予定も無かった人が 積雪で慌てて買いに動かれたようです。
スタッドレス商戦は細かく分析すると
事前準備のお客様向けに 予約販売取り付けまで預かり対応
直前準備のお客様向けに 販売即時取り付け対応
降雪時の今だけ向けに 中古スタッドレスその場対応
三つのパターンに分けることが出来ます。
また雪が降ると増えるのが「持ち込み作業」の依頼ですが
今年も多数のお問い合わせをいただきました。
しかし 当店が販売に関わっていない持ち込みタイヤの取り換え作業は
一切取り扱いしません、出来ません。
それは販売品の取り換えだけで作業が一杯になる為対処できないのです。
タイヤ小売販売店の最大の武器はタイヤ交換作業能力です。
それは作業スタッフ数と作業レーンの数によって
当店であれば一日３０台がマックスです。
しかし繁忙期には
それを大幅に超えた４０台以上の日もある為 受け入れる余地がありません。
販売品と販売品のアフター取り替えで一杯なるのです。
タイヤ小売店の経営方程式は
販売本数＝取り換え交換可能数に置き換えれます。
これは３２年間 身をもって作業に従事した経験から導き出した知恵の一つです。
私はタイヤ商売人ですから 小売店の強みと弱みを熟知しています。
限界を超えた作業数をこなしていますので
持ち込み作業はどうかご容赦願います。
ありがたいことです。
11月20日頃からから始まった
スタッドレスタイヤの取り付けラッシュは
12月の3日4日5日と 16日17日18日19日の
２回の超多忙をピークにして 本日21日にしてようやく落ち着いてきました。
しかし 週末にまた寒波の到来が予想されているので
もう一回超多忙が来るかもしれません。
お陰様で廃タイヤの山は積み上がり
倉庫内は予約品の取り付けが進んでガラガラになりました。
ピーク時と比べると 一目瞭然です。
上の写真は本日の倉庫内
下の写真は１１月の倉庫内 全て予約品です。
小さなタイヤ屋を志してから３２年が経ちましたが
なぜタイヤが売れるのか？
なぜタイヤを買ってくださるのか？
ときどき不思議に思うことがしばしばです。
１ 「タイヤは消耗品だから」
２ 「冬道を走るため必要だから」
基本的にこれがタイヤが売れる理由です。
消耗品であることと 降雪や凍結があることによっての恩恵です。
「タイヤは摩耗する」のお陰
「雪が降る」のお陰
「お客様が来てくださる」のお陰
「従業員が親切」のお陰
「お客様の紹介」のお陰
「土地を貸してくださっている」のお陰
「銀行がお金を貸してくださる」お陰
全て 自分以外の「お蔭様」によって為されています。
自力など小さな力でしかありません
世の中に充ちている他力の恩恵をいただいているのが タイヤ専門店イマージンです。
誰でも自我があり 我良し優先をしがちです。
しかし 商売ではその自我を忘れることが出来ます。
商売はお客様の支払いによって成り立っているから
自分の事よりお客様を優先することを考えれば良いのです。
もし お客様より自分事を優先する考え方するなら
それは騙す脅す等の詐欺商法に結びつきやすいと言えます。
お天道様の下で まっとうな商売で生計を立てるには 「お客様」の事を考えるのが一番です。
タイヤ専門店イマージンの考える「お客様」とは
「リアルな小売店舗で 話を聞いて買って下さり取り付けを任せてくださる方々」と定義しています。
スタッドレスタイヤの予約注文を１０月からはじめて
装着するまで倉庫で保管するスタイルをとるため
繁忙期の１１月１２月は
予約品の取り付けが最優先になります。
その為 以前購入されたアフターサービスとしての付け替え作業は
１２月は割引価格を適応せず １１月中の付け替えに価格的なメリットを付加しています。
販売品の取り付け作業と
過去購入品のアフターサービスとしてスタッドレスタイヤの付け替え作業で
作業が一杯になる為 販売に関わらないタイヤの持ち込み作業は一切お受けできません。
ありがたいことです、無名の小さなタイヤ屋にそれほどの依頼が来ます。
お陰様のお陰は 仕事の優先順位を付けるまで繁忙期は溢れかえり
スタッフ全員が朝から晩まで ほぼ休みなく重労働をしてくれています。
私を含めて老齢スタッフは 仕事の絶対量を減らすことが必要なんです。
持ち込み作業はお断り申し上げます。
「それも他で持ち込み作業をされている」お陰です。
「タイヤ販売店が多数ある」お陰で うちは持ち込み作業をお断りできます。
それでないと デジタル時代にアナログな小さなタイヤ屋は生き残れません。
よくよく考えると
このお蔭様という神様は
いつもどこでも私たちを包み込んでいてくださり
小さいながらも生き残っていいよ。と お墨付きを与えてくださっているようですね。
ありがたいことです。
