さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ギザのピラミッド その2

2010年11月23日 | 海外旅行
クフ王のピラミッド内部に入った後に、一旦バスに乗って、反対の南側に回り込みました。

クフ王のピラミッドの南側には、「太陽の船」の展示館があります。



車を降りると、カフラー王のピラミドの下には観光バスが並んでいました。



「太陽の船」の展示館の入り口からは、クフ王のピラミッドの東にある、三つ並んだ小さなピラミッドがを眺めることができます。左からヘテヘレス、メリテレス、ヘヌトスィンと呼ばれる女王のピラミッドです。



「太陽の船」の展示館に入ります。



館内では、靴にオーバーカバーをつけます。外は砂漠なので、館内に砂が入らないようにするためですね。




1945年、エジプト考古局によって、クフ王のピラミッドの南側の地下溝から、古代の木造船が解体された形で発見されました。14年の年月をかけて復元されたものが展示されています。



船に取り付けられていた綱も残されていました。



この地下溝で発見されました。



太陽の船の模型です。



上の階に、復元された太陽の船が展示されています。



レバノン杉を使い、長さ43.3m、幅9m、高さ7.9mの巨大な船です。カメラでも全体を写すことが難しい状態でした。紀元前4550年前に造られた、世界最古の船ということになります。



王が昇天して冥界に行く際の儀式用のためのものと推測されて、「太陽の船」と呼ばれました。



観察用通路を歩いて、各方面からの眺めを楽しみました。











吉村作治氏の率いる早稲田大学調査隊によって、電磁波レーダーによってクフ王のピラミッドの調査を行ったところ、二席目の太陽の船が発見されました。

現在展示されているのは「夜の船」で、早稲田体が発見したのは「昼の船」とのことです。こちらの船の復元も待たれるところです。



カフラー王のピラミッドを眺めながらバスじ戻りました。左手に見えるのは、ギザの三大ピラミッドのうちもっとも小さいメンカウラー王のピラミッドです。
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