ゆけゆけ 桃太郎日記

単身赴任先の岡山から帰ってきたものの、ふたたび東京に単身赴任となったサラリーマンの思ひ出ぽろぽろ

長州

2011-07-11 23:41:26 | 日記

今日は社外との会合&懇親会。ボスのひろさんをはじめ、O塚親分(ブラックチーム)やK原親分(ブルーチーム)も一緒です。

で、住まいに帰ってみると、テレビで「お試かっ!」がやっていて、その中で、ひろぽんの心を揺さぶるバックミュージックが流れていました。

そう、その曲こそ、先週末にまさに行ってきた長州です 

うんうん。この人のモノマネも確かに舌足らずさが似ていますが、ちょいと違います 

では、こちら。この人も長州に似ています。

かつての大横綱・千代の富士を引退に追い込んだことでも知られている、名関脇の貴闘力。

のちに、大嶽親方となり野球賭博に関与して解雇となってしまいましたが。。。 

この人も違うって。

でも、この人の現役時の「力」という字はファンだった長州力から取ったものという話も通説です。

ということで、改めて長州力です。

先日も触れましたが、ひろぽんはその昔の新日本プロレス派で、どちらかといえば藤波を応援していた人間。ただ、この長州力は別格というか、好きすぎて距離を置いていたのかもしれません。

「オレはお前の噛ませ犬じゃない」と叫んで藤波辰巳に食って掛かってから彼の維新革命は始まりました。

といっても彼は、専修大学出のアマレスオリンピック代表ですから、高校卒の叩き上げの藤波に対して言う言葉ではないのかもしれませんが、当時の境遇は間違いなく藤波の下でした。

戦後復興を目指す、力道山時代からプロレスは日本人対外国人という構図が基本でしたが、彼が一気にその流れを変えました。そういう意味でも功績者です。

 

ちょ~しゅ~ り~き~

体制に対する反逆児でしたが、まとまりのあるチームワーク、ツープラトン攻撃を駆使したスピーディーな展開は見るものを魅了しましたね 

 

が、最近は歳をとって丸くなったのか、ずいぶんと映画やテレビなどにも出るようになりましたが、高倉健以上に不器用な男といえるでしょう。

無骨なファイトスタイルで、殴る、蹴るといった地味な攻撃が多く、魅せるプロレスではなかったですね。ただ、プロレスの裏本を読んだりすると、やはり本当に強いレスラーだったようですけど 

 

彼の十八番はサソリ固め。日本人としては先駆者です。英語でいえば、スコーピオン・デスロック。

技のかけ方としては、

倒れている相手の両足の間に右足を入れて、相手の左脇腹の横へ踏み込み、相手の両足を膝でクロスさせて相手の右足を自分の右腕でロックして、

右足を軸にして反転(ステップオーバー)して、

相手をひっくり返してから、

最後にどっしりと腰を落とす、というものです。

素人目に見れば、これが決まると逃げようがないと思うし、実際逃げれないんですよねー 

それでも、ロープに逃げたり、跳ね返したりできるのが、プロレスラーの凄さであったり、プロレスの妙だったりするんですよ 

 

これは、1995年10月9日東京ドームでUWFインターの安生洋二に決めたフィニッシュホールド。

がっちりと決まっている典型的な例です。

この試合後の会見で、かの有名な長州小力のモノマネ、「キレてないっすよ」が出るわけです。

といっても、厳密には「キレちゃいないよ」なんですがね

 

ほら見てください。ライバルだった藤波辰巳の掟破りの逆サソリは腰が高いでしょ。

これでは決まりません 

 

そして、その長州力の入場曲が『パワーホール』 

まさにジャンルはテクノですが、ひろぽんは高校時代、当時の共通一次試験(現センター試験)に向かう朝、このパワーホールを部屋でガンガンに流して出掛けたことをよく憶えています 

それが良かったのか、悪かったのか分かりませんが、勢いをつけたかったんですね 

他に好きな曲は、闘魂三銃士ですかね。

 ・ 蝶野正洋 『クラッシュ

 ・ 武藤敬司(グレート・ムタ) 『HOLD OUT

 ・ 故 橋本真也氏 『爆勝宣言

この他であれば、前田明の『キャプチュード』でしょうかね。結局、新日派ってことなんでしょう 

たまに、You Tubeで聞いたりすると心地よいですよ。

 

 

うおおおおお~~~ 

これはひろぽんが中学2年生の時、1983年8月4日 蔵前国技館でのWWFインター戦の藤波対長州じゃないですか~ 

かっちょえ~。

最後は藤波がリングアウト勝ちを収めたはずですが、この頃のプロレスが一番熱かった気がしますね。

今見ても、血湧き肉踊る、という感じですわ 

 

 


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2 コメント

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Unknown (esuねえ)
2011-07-12 12:45:29
以前から、プロレスの技がちょこちょこ登場していたので気になってました
プロレスラーといえば、「組長」コト「藤原喜明」です
あの関節技はしびれますぅ
まさに職人技キャー
そして入場曲は「ワルキューレの騎行」かっこいいですねぇ
懐かしくてつい興奮してしまったesuでした
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Unknown (ひろぽん)
2011-07-12 21:02:57
esuねえさん、なんちゅうトコを突くんですか。それはマニアですよ 
藤原喜明といえば猪木のスパーリングパートナーであり、用心棒でしたからね。
長州力との関係でいえば、1984年2月3日の札幌中島体育センターのWWFインター・ヘビー級選手権の藤波対長州戦で、リングに向かう長州力を襲撃し、「テロリスト」として一躍脚光を浴びたのが藤原喜明でした 
それまでは石頭を使った頭突き攻撃しか目立った攻撃はなかったですが、さらにUWFに行ってアキレス腱固めやワキ固めなどの持ち前の関節技が開花しましたね 
いや~、esuねえさん、すごいっ 

しかも、「ワルキューレの騎行」も知っていましたか 
クラッシックは藤原組長には合わないっていう声もありますが、さらに不気味さが増してマッチしていると思いますけどね。

ちなみに、実はひろぽんの携帯電話のアラーム音は「ワルキューレの騎行」ですよ 
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