あと1時間ほどで消費税が8%になるんですね~。
ひろぽんは特に駆け込み購入などすることもなく、今日買ったものといったらガムくらいかな
小市民的ですけど、5%から3%アップ以上に値上げされている商品やサービスがあるのは気になりますがね~
ま、いずれにしても、この増税策が個人だけでなく、法人、ひいては国全体にまでマイナスに働かないことを祈るばかりですわ。
さて、消費税とは違いますが、社会問題としての消費者金融のあり方、借財や多重債務をめぐる取り立てに翻弄される女性の生き様を取り上げた作品を読みました
宮部みゆき著 『火車』
ちょっと強引な持っていき方かな?
火車は、ひろぽんの入社年の出版という古い作品。
ですが、「このミステリーがすごい!」ベスト・オブ・ベスト第1位っちゅうことで、ミーハー的に飛びついてしまいました
1位の帯が邪魔をして、「火」しか見えないのでカバーをとっちゃいましょう。
非常に分厚い長編サスペンスでした。
メジャー作品ゆえに賛否はあろうかと思いますが、今回も宮部ワールドに引き込まれてしまいました。
一見、単なる人探しの旅のようなゆったりとした立ちあがりからクライマックスまでグッと引き付ける筆力は圧巻でした
内容はネタバレになるので、そして殆どの人は知っているでしょうし(知らぬは私だけだった?)、割愛します。。。
でも、ひとつだけ。
先日、テレビをつけたらドラマの火車(再放送)がやっていて、たまたま最後のシーンだけ見かけたんですよ
そのとき、「このドラマ、佐々木希ちゃんが主演で出ていたのか。ちゃんとできたんやろか?」などと、失礼ながらもオジちゃんは心配したんですが・・・
今回本を読んで、その謎が解け、不安が和らいだ次第です
火車。オススメです