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今度弾く曲、弾かない曲

今年最後の月例コンサート「聖母とその子」まで、2週間を切りました。
以前はひとつコンサートが終わると、その翌朝には次回に弾く曲をひと通りさらいなおし始めていました。この頃では、比較的不安の少ない曲でそれをせず、その代わりに、演奏予定がなくても大事にしていきたい曲を意図的に選んで、この時期(2週間前)まで弾くようにしています。
この夏頃から懸命に弾いてきた「ラ カンパネラ」や「ハンガリー狂詩曲第2番」などがそうです。
今週(1週間前まで)は今度弾く曲を優先しつつ、少しはこれらも弾くようにします。直前1週間はそれらも「おあずけ」の状態となります。「ラ カンパネラ」も「ハンガリー狂詩曲第2番」もほころびが増えてきました。もう少し弾き込んでおきたいですが、そこは我慢のしどころです。
ま、「今度弾く曲」と「今度は弾かないけれど大事な曲」との練習量のバランスは、その時期に応じて、的確に考えていかなければなりません。
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まだまだ弾いて行きたい

今日の午後、市内の宅急便配送センターから、福岡のギターとマンドリンの専門店「フォレストヒル」さんに宛てにマツムラギター(1988年作)を送りました。
自分の演奏会用手工ギターの中で一番よく弾いている楽器です。といっても実はあまり本番には出していません。
コンサートではほとんど、最初に入手したマツムラギター(1976年作)を使っています。45年間も私のギター人生をささえてくれた愛器ですが、フレットを3度も交換しています。2度目の交換のときに「これを最後にした方がいいよ」と製作家の松村さんに言われてからわずか4年で、この愛器のフレットは、また調律ができなくなるほど摩耗してしまいました。
次にメインに使ったこの楽器(1988年作)もよく似た状態になり、師のように慕っていた松村さんはすでに亡くなっていて、途方にくれていたところ、松村さんが生前取引のあった「フォレストヒル」さんの方でフレット交換をしてくださることがわかり、1988年作、1976年作の順に交換していただきました。6年前のことです。
その後は「もう後がない」と考えて、普段の練習では1988年作ばかりを弾いて、1976年作の寿命の引き延ばしをはかることにしました。おかげでこちら(1976年作)のフレットは無事。でもやはり1988年作のフレットはまた駄目になりました。
交換すればこちらも3度目になります。しかしこの楽器を使わなくなれば、その分1本目の寿命をさらに縮めることになります。
それでも「あとどのくらいマツムラギターを弾いていけるかわからないのに」という思いもあって修理に出すべきか迷いましたが、「楽器の寿命も、自分のギター人生も見限りたくない」と考え、今回の発注を決めました。大きなトラブルもなく戻ってきてくれることを願うばかりです。
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2つの練習曲(タレガ 演奏/広垣 進)

またユーチューブにアップロードしました。
「アルハンブラの思い出」の作曲者、タレガのアルペジオを使った練習曲を2つ紹介しています。ぜひどうぞ。

▽2つの練習曲(タレガ 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/TIoIwD1Po8Y
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