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ミツバフウロ。フウロソウ科フウロソウ属。
山地の道端~草原に生育する多年草、ゲンノショウコ代わりに薬用として栽培されたこともあり、そこから逸出・野生化したもの。ゲンノショウコは自生するものがどこにでもあるが、栽培しようとすると意外に難しいのだという。
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ミツバフウロの葉。
ミツバフウロの葉は殆どが3深裂で、そこから「三つ葉フウロ」と呼ばれる。
裂片には大きな鋸歯がつく。下部の葉には5裂するものも混じるが多くはない。
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ミツバフウロの花。
花はゲンノショウコに似る。ゲンノショウコは普通、2花の花期をずらすが、ミツバフウロは2花を同時に開花させている。ゲンノショウコと同じ雌雄異熟(雄しべと雌しべの熟す時期、機能する時期をずらして自家受粉を回避する)で、雄しべが先に機能する「雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)」の花である。
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