井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

樹木ウォッチング冬から夏へ318ワタゲカマツカ2

2017年10月20日 | 日記


ワタゲカマツカの花。バラ科カマツカ属。
短枝の先に散房花序をつけ、径1cmほどの白い花を10~20個つける。
花弁はほぼ円形で、ナナカマドやアズキナシの花によく似ている。



ワタゲカマツカの幼果実。
果序(花序)や葉柄にはいぼ状の突起(皮目)があり、カマツカ属の特徴になっている。



ワタゲカマツカの果実。
果実は楕円形のナシ状果で赤く熟す。頂部には萼片が残存する。
果柄、葉などに毛がないものがカマツカで、北海道の毛の多いものがワタゲカマツカとされる。
中間的なものもあって「毛カマツカ」と呼ばれるが、厳密な区別は難しいという。
やや南方型で北海道でも太平洋側に多く、日本海側には少ない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 樹木ウォッチング冬から夏へ... | トップ | 樹木ウォッチング冬から夏へ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事