井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道の樹木ウォッチング・シナノキ1

2022年03月24日 | 日記

シナノキの樹形。シナノキ科シナノキ属。
平地~山地、沢沿いから山腹、尾根筋まで生育範囲の広い落葉高木、樹高は10m程のものが多いが、大きいものだと20mを超える。
街路樹にも使われ、ニレ、マロニエ、プラタナスと並んで4大並木樹種とされるが、札幌ではそれ程多くない。
シナノキの冬芽。
シナノキの冬芽は卵形で7~10mmと割と大きい方。
赤みを帯びる芽鱗が2枚、内側のものの方が大きい。1年生枝も赤みを帯びることが多い。
シナノキの1年生枝。
1年生枝は冬芽が2裂互生につき、ジグザグに屈折する。
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