ミヤマキンバイ。バラ科キジムシロ属。
キンバイは「金梅」と書く。5弁で黄色い花を咲かせるところから、金色の梅の花で「金梅」の名が付けられる。ミヤマは「深山」、高山植物の1種。
地下茎から葉と花茎をだす。葉は3出複葉、花は大きめで径は20mmほど、花弁の先は少し凹む。
花弁が5個で、萼片(5個)と副萼片(5個)を併せもつ点はキジムシロ属共通の特徴。
アポイキンバイ。バラ科キジムシロ属。
ミヤマンバイの1変種。鋸歯は深く切れ込み、裂片は線形になる。
アポイ岳など「かんらん岩」地帯に生える。
ユウバリキンバイ。バラ科キジムシロ属。
ミヤマキンバイの1変種。全体に小型で、葉の鋸歯は葉柄から主脈までの半ばあたりまで切れ込む。
夕張岳など「蛇紋岩」地帯に生える。