アキカラマツの群落。キンポウゲ科カラマツソウ属。
アキカラマツは「秋唐松」と書き、秋に咲くカラマツソウの意味。
秋とはいうが、7月には咲きだす。
アキカラマツの葉。2~3回の3出複葉で、小葉の先は浅く3~5裂し、裏面は白みを帯びる。
カラマツソウの学名は「オダマキに似た葉の」という意味だというが、アキカラマツの葉もオダマキに似ている。
全草にベルベリンを含み苦みがある。「高遠草」と呼ぶ日本独自の生薬になるという。
アキカラマツの花序。
円錐花序に多数の花をつける。
カラマツソウの場合、白い雄しべが放射状に出て「カラマツの葉」に感じが似ているが、アキカラマツではあまり似ていない。