昨日朝 柳原漁港から一緒に出港した「Tall Boy」の写真です
太陽の海面反射の中にセールを上げたヨットが入り綺麗でした
急いでカメラを取ってきたのですがもう光の部分から外れていました
「花丸」は正月1日以来2ヶ月ぶりの出港で
船底洗いのつもりで広島県上蒲刈島まで行ってきた
広島県民の浜海の駅 桟橋は3艇の観光船に占領されており
入港できなかったので沖にアンカーして音楽を聴きながらビールを飲み
昼寝をし適当な時間に帰りました
風もなく日差しは暖かで気持ちが良かったです
昨日朝 柳原漁港から一緒に出港した「Tall Boy」の写真です
太陽の海面反射の中にセールを上げたヨットが入り綺麗でした
急いでカメラを取ってきたのですがもう光の部分から外れていました
「花丸」は正月1日以来2ヶ月ぶりの出港で
船底洗いのつもりで広島県上蒲刈島まで行ってきた
広島県民の浜海の駅 桟橋は3艇の観光船に占領されており
入港できなかったので沖にアンカーして音楽を聴きながらビールを飲み
昼寝をし適当な時間に帰りました
風もなく日差しは暖かで気持ちが良かったです
「咲良丸」が売れました
写真は新艇の時の「咲良丸」です
何所も触っていなくてシェークダウンが済んだヨットとは思えません
古くなって来て修理しないといけない箇所は沢山有ります
廻航で実際に僕が乗って少しでも改良できるところは改良し
新艇時以上の状態で次のオーナーにお渡ししたいと考えています
さあ今から忙しくなるなあと思います
柳原漁港入り口にあるヨット溜まりの一番端のヨットレプトン21
昔 関東自工と言う会社が作った横山晃さんが主任設計者のヨットです
柳原ヨットクラブ最長老の山本さんと言う人が持っていましたが
体調を崩し乗れなくなったので処分したいと言う事になりました
色々当たったのですが誰も後を継ごうという人がいません
どうしようも無くいよいよ廃船手続きにかかろうかという時
思いついて僕の長男ー真澄人君に声をかけたら後を引き継ごうと言う事になりました
彼は子供ヨット教室から始まり宇和島水産高校では授業でヨットに乗っていました
セーリングの腕はあります
何年も体調不良で山本さんは乗ることが出来ず放ったらかしのヨットでしたが
今から整備にかかる事にします
先ずは上架するためにアンカレッジマリーナまで船外機エンジンで行かないといけません
ところがエンジンがかかりません
修理に出すことにしました
駄目なら別の物を買うことからスタートです
いよいよ春がそこまでやってきたと感じます
真冬の震え上がるような寒さも和らいで
柳原漁港ヨット溜まり前の桜の木も少し花芽が目立ってきました
「花丸」を上架して船底掃除をしないとダラーには沢山の小さくて細い藻が生えてきています
毎年取り除いてやろうとデッキブラシで擦るのですが
その後一気に大きく成長します
今年はなるべく早く上架して一気に船底掃除をし塗料を塗るつもりです
マリーナが混み合わない今のうちが良いかな
船底掃除の後の最高速度は8ノットになります
今は7ノットがやっとです
船底を綺麗な状態に保つというのはスピードの遅いヨットにとっては大切なことです
船首の形が変わっています
横幅が長さの割に狭いと感じます
バラストが非常に深い
今までのヨットとは随分違う船なのでどんな走りをするのか見てみたいです
リバーススターンとかファーリングジブとかドジャーとか
最初は違和感がありましたがだんだん普通になってきました
最新のヨットは水中翼で浮き上がって走るのも映像で良く見ます
未来のヨットはどうなっていくのでしょう
21feet小型ヨットのHONDA4サイクル5馬力エンジンです
整備不良でアクセルレバーが下りなくなっています
もちろん燃料を送ってもかかりません
これは僕の手に負えないので修理に出します
発電機が付いているエンジンなのですが
電気を取り出すコンセントが塩を吹いて駄目になっています
本当に直るのかなあ去年はエンジンが動いたそうです
21feet小型ヨットの整備を頼まれた
先ずは積み荷をみんな降ろす
船っていくらでも積める物ですね
軽トラいっぱいの荷物です
不要なものは廃棄します
そうすると残るのはシートとセールとアンカーくらいかな
ほとんどが廃棄処分です
咲良丸の中央部分右舷床板を剥がした部分の写真です
外板のマホガニーの塗は低粘度エポキシで新艇の時のままです
フィレット部分は大きく取ってあり光っています
中央左右に通っている木はフレーム材です
その上下のステンレスアングルを被せてあるのはバラスト取り付けの補強材です
左側上下に見えるキールをまたがって左右の外板を結んでおり
それにステンレスアングルを被せてバラストボルトを縫い付けています
ワッシャーではなく厚味のあるステンレスアングルでバラストを止めます
ボルト頭を荷締め付けたナットが左端に少し見えて居ます
バラストに何かがぶつかり大きな力がかかってもびくともしないでしょう
おまけにバラストは鉛です
衝撃を吸収します
WEST工法の咲良丸
どの船体フレームにもデッキビームにもバルクヘッドにもエポキシフィレットを付けてある
咲良丸は圧倒的な強度を持った本物のWEST木造船なのです
歪んだりたわんだりしません
荒れた時にFRPの船が発するギーギーという嫌な音がまったくしません
だから異常事態を最初に発見できる小さい音でも聞き逃さないで受け取ることが出来ます
しかしこの散らかり様は異常事態です
これではまともな帆走は出来ません
積載物を全て放り出して大改造をしないといけない状態です
進水して11年ぶりの咲良丸を見に和歌山へ行ってきました
ヨットも家と同じでしょっちゅう乗って手入れをしていないといけません
船穀はしっかりしていますがあちこち傷んでいました
現オーナーが単独太平洋を渡った船ですが
80歳も過ぎたので売りたいそうです
これを売るには新艇時の美しさと強度を取り戻さないといけません
僕が作った船でなければちょっと手を出す気になれないような大仕事です