ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

シャガールと3次元

2017-12-11 13:10:08 | 美を巡る
171201.fri.

樽様の四角い器を見たら、急にシャガールの絵が見たくなって、
そうだ!東京ステーションギャラリーでやってたっけ。
と思って調べたら、3日まで!金曜日、ソッコーで行ってきました。

 

この美術館特有の煉瓦の壁に、
シャガール独特の鮮やかな色彩の絵画が映える。
見なれた二重肖像やあり得ないポーズが、生き生きと踊っているよう。



大理石の彫刻は、彼ならではの鶏や山羊や牛をモチーフにしたものがやっぱり多い。
ざっくりしたその表面に、抱き合う男女が描かれていたり掘られていたり。
制作途中みたいな粗っぽさがあるのに、何か訴えてくるものがある。
溶け合うような輪郭は、ミケランジェロのロンダニーニのピエタみたいな未完成さ。

 

驚いた。こんなに立体作品を作っていたとは知らなかった。

晩年、旧約聖書のシーンを表現した作品からは、敬虔さも滲み出ていて、
なんか涙ぐみそうになっちゃった。



今夏、ポーラ美術館での「ピカソとシャガール展」の、
二人の生涯を対比した企画展示も発見が多くて嬉しかったが、
今回もうーん、唸りました。

シャガール の「三次元の世界」がこんなに面白いとは思わなかったなあ。

oazoにある陶板のゲルニカ周辺もクリスマスの賑わいに。

 

taru様陶芸展

2017-12-11 13:02:05 | 美を巡る
171130.thu.

11月30~12月6日まで、高校の先輩・樽沢泰文氏の陶芸展でした。



初日に駆けつける。
ギャラリー国立のオーナー朝子さんは
これまた高校&中学の先輩。
陶芸が趣味、というより玄人はだしの同窓会長Y氏は
樽さまと釉薬の話で盛り上がってるし、
同級生の音楽家・T君は、これまた樽さまと同じ藝大仲間の連帯感?
と、いろんな偶然が重なって、昨夜は楽しいミニ同窓会に。

 

 

力強さの中にほっこり優しさの感じられる樽さまの作品たち、、、
この角皿見てたら、シャガール展、見に行きたくなった~~

翌日、シャガール展へ駆け込み。(別掲)

3日日曜日も、
同級生H君と、後輩のTちゃん夫妻と、、
昔よく、絵本作家さんたちと打ち合わせした
国立の老舗・懐かしのロージナ茶房でランチして
ギャラリーを再訪。

休日とあって、初日以上の同窓会!ぶりでした(笑)

fbの写真を見て、即マグカップを予約してくれた
書友H氏の分をピックアップ。