ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

銀華舞ふ夜

2012-01-24 02:07:11 | 歌を詠む
120123.mon.



新月のこの日、予報通りの雪。
出かける用事があったが、取りやめに。
それなら近場の高井戸温泉で雪見風呂・・・とも思ったものの
どんどん降り積もる様子を見て、断念。



<小(ち)さき灯りを返し牡丹雪音立てぬやう白を重ねる>



<小走りに家路に向かう足跡の上に降り積む大寒の白>



<銀華舞ふ夜は更けゆく読み止(さ)しの頁に赤き栞をはさむ>