17日(月)は4Hクラブの事業で、和歌山の日高川町、有田川町まで視察に出かけてきました。
ジビエとは、狩猟によって、食材として捕獲された”野生”の鳥獣をいいます。
上の画像は、お昼ご飯のジビエ料理!!!
午前は、日高川町の農業振興課、戸根さんより説明を受けました。
平成25年度だけでみると、イノシシ、シカの捕獲は合計で2000頭あるそうな。。。こんなけ捕っても、被害はあまり減ってないんですって(T_T)
ただし、実際に食用に解体処理できたのは120頭くらいと、食用に捕獲するのはかなり大変そう。。。
最近は問い合わせが多く、ロース、肩ロース、バラの高級部位は足りないそうだ。。。
お値段について質問したんですが、1k当たり、4000円から6500円ということで、かなりのお値段ですね!
実際に処理施設もみせてもらいました。
残念がら、当日の捌きはなかった(T_T)
スライサーに、
真空パック。
生体をさばいてパーツにした後、ブロック肉で真空冷凍し、必要な時に半解凍してスライサーにかけるという段取りでした。
豚は生が基本だから、かなり仕事の方法がちがいますね。
冷凍庫には、ジビエが大量に!!!
しっかり管理されてる(^^)
販売されているお店にもいきました。道の駅ですね(^^)
和歌山ならではの商品がいっぱいで、楽しいですね(^^)
お!あったあった!イノ肉、シカ肉コーナー!!!
さっきも言った通り、ロース、肩ロース、バラなどの高級部位はレストランさんからの注文が多く、ウデ肉やモモ肉しかおいてませんでした。
しかし、そこはお肉の知識があるこの私!!!脂の多いウデ肉をえらびましたよ~
案内していただきました、戸根さん、本当にありがとうございました(^^)
さて、お昼ご飯は喜作さんへ。
うまそうでしょ(^^)
イノシシバラ肉焼肉、イノシシヒレカツ、シカ肉生姜焼きと、ジビエオンパレードでしたよ!
思ったよりも臭みがなくて、乙なもんでした!
すぐ横には日高川。
2011年の台風12号で氾濫したという川です。じっさいにみたら、ものごっついでっかい川で、これが氾濫したなんて信じられませんでした(T_T)自然ってこわいですね。
午後からは、和歌山県果樹試験場へ。じっさいに鳥獣対策してる柵などをみます。
さすがに果樹試験場ということで、知らん名前のみかんがいっぱい!名前みてるだけでも楽しい!
鳥獣対策というと先ず柵を考えてしまいますが、それより先に、餌をその辺にほっておかない環境作りが一番だと。。。
生ごみをその辺に放っておくとか、もってのほか。基本をしっかり地域のみんなで共有し、それからの柵だということです。
柵、いろいろ。あ、これらはあくまで見本です。
サル、シカ、イノシシ、アライグマ、ハクビシンなどなど、その地域によって、使える柵は変わります。
で、これは実際に、この果樹試験場を守ってる、電気柵。
草を引っこ抜いて、草越しに触ってみると、マジでピリッときました(>_<)
たしかにこれは怖いですね!
対応していただきました、日高川町の農業振興課さん、和歌山果樹試験場さん、ありがとうございました!
案内していただきました、泉州農の普及課の久保田さん、泉佐野市役所農林水産課の中島さん、向井さん、お疲れ様でした!
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