地球上では、核爆弾という人類を滅ぼす強力な武器を持ったことから、今、人類存亡の危機を迎えている。わずか数人の「決意」で、それが実行に移されるかもしれない。
北朝鮮が、核実験をして、本当に核を持つことになると、これを許さないとして、アメリカがこの各施設を破壊するという。北はそうなれば、日本、韓国に攻撃を加えるという。
そもそも、核を持ってしまえば、「一人前の国」となるが、こういう国が増えることは、今持っている国にとっては、自らの「特別な力」を誇示することはできなくなる。
核を持つアメリカは、核をもたない「ならず者国家」の元首を殺してきた。いうことを聞かない連中から、権力を奪った。事の善悪は、ともかくとして、そのように事態は進んだ。今、イラクはアフガンがどうなっているか、リビアがどうなっているか、シリアも大変である。
アメリカはテロにおびえ、日本もその子分として、北朝鮮の標的となった。平和憲法をもち、自ら戦争をすることをしないと宣言している国でも、虎の威を借る狐としての反撃は甘受しなければならないということか。
構図は、戦前の日本ともダブる。制裁をうけ、ついに、戦にうってでた。北は、お祭りをやりながら、戦争への決意を隠さない。さて、どうなっていくか。