旅の2日目、11月19日(月)は、紅葉の室生寺、長谷寺と回り、大和郡山の一端に触れてきました。この日風邪気味の私はレンタカー利用を諦め、主として、近鉄を利用しました。
近鉄奈良→大和西大寺→室生口大野→長谷寺→近鉄郡山→JR大和郡山→JR奈良と回ってきました。
近鉄を室生口で下車後、バスで向かう室生川沿いに紅葉はちらほら。紅葉の盛りは過ぎた様に見えましたが、室生寺は紅葉の見頃でした。室生寺を訪ねるのは10数年振りです。台風により被害を受けた五重塔が復興したのが確か12年前の10月。再興なった塔の鑑賞と金堂に安置された十一面観音菩薩参拝が主目的です。
金堂へは別途料金での拝観。中央に釈迦如来(国宝)。向かって左文殊菩薩、右に薬師如来。国宝十一面観音は文殊菩薩の更に左におわします。その前にずらりと、仏を守る十二神将。仏さまたちの見事な配置です。十一面観音の中でもひときはふくよかで優しい面影の観音様。間近で拝観出来るのが有り難いです。
五重塔・十一面観音・紅葉と観賞でき、良い時に出会えました。(写真:室生寺十一面観音)
(門前の紅葉) (仁王門)
(五重塔) (本堂と黄葉) (九輪)
(金堂) (室生寺への橋)
長谷寺へは近鉄下車後徒歩で。門前町のそぞろ歩きが長谷寺参拝の楽しさの一つ。今回は風邪故か長谷寺への階段が長く辛く感じられましたが・・・。漸く昇り切った本堂舞台から、長谷の谷を見下ろします。私はこのお寺のここからの展望が好きです。紅葉の見頃は過ぎていましたが、暫しの時を過ごしました。(写真:長谷寺本堂)
(本堂へと続く階段) (五重塔) (本堂舞台から見る五重塔)
(本堂へと辿る道に見る紅葉) (本堂舞台から見る紅葉)
大和郡山は町並み・掘り割りなど古き佳き数々のものが保存されていました。そのレポートはいずれ。