【遍歴と阿弥陀籤】

【遍歴と阿弥陀籤】

買うほどのこともないだろうから図書館で借りて読もうと思い、借りて読んだらおもしろくて返すのが嫌になり、結局書店で買って本棚に並んでしまう本がある。

セレンディピティという造語の元になった本の邦訳『セレンディップの三人の王子たち: ペルシアのおとぎ話』(偕成社文庫 3263 )を借り出して読んだら面白くて、がまんできず書店に注文した。

2024年4月16日 六義園外周

訳者の竹内慶夫によれば訳した原著は第一部と第二部に分かれていて、セレンディポ王の愛しい三人の王子の遍歴譚が第一部、七人の話し手が語る七つの物語が第二部になっているという。

この邦訳の第二部では七つの物語から童話的要素の強い最初の三話だけが採られて他は省かれている。遍歴にあたる第1章から第7章、そして選ばれた三話をまとめた第8章までが面白い。第1章から第8章までは、買った本が届いたら再読してみたいと思う。

セレンディピティの原著を読んだら、なぜかプラグマチズムを概説したわかりやすそうな本が読みたくなったので、小川仁志『アメリカを動かす思想 プラグマティズム入門』(講談社現代新書 Kindle 版)を買ってみた。

偶然に導かれるように読んでみたくなった本が、なぜか必然であったかのように面白いことがあり、それをあみだくじ式読書と自分で呼んで楽しんでいる。

2024年4月16日 六義園外周

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