ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

「ですね」と「ですか」

2006年04月16日 | 審査・コンサル
午前10:00に家を出て米原経由で15:05福井に到着。福井駅近くのホテルに投宿。明日からの1.5人日の新規登録のためのファースト審査に備え2泊する。福井市を訪れるのは初めてなので、早めに到着し、市街の様子などを見て回る。

最初にホテルの前にある福井城址を観る。ついで、ホテルから徒歩15分ほどの距離にある顧客の会社まで出かけ、徒歩ルートと所要時間を確認する。また、建物を一周し、気になる事が無いか確認する。

その後、中心街を歩き街の様子を見て回る。夕食を何処で取るか、コンビニの位置などは必ず確認する。結果として90分ほど歩きまわるので、ちょっとした運動になる。

やはり気温は未だ肌寒く、桜がちょうど見ごろ。県庁がある福井城址のお堀周りも桜が盛りであり、満開を少し過ぎて花吹雪の真最中であり、花見はこの時期が最高である。城址の中にある結城秀康像(家康の次男で、お万の方の子)を入れてアリバイ写真を撮影。一方で、スギ花粉もまだ飛んでいるらしく鼻がむずつくぞ。

市電が走っているが中心部の道路は十分過ぎるほど広い。出身地の函館も市電が走っているがこれほど広くは無かった。と、つい比較する。また、県庁所在地ということもあるのだろう、日曜日の今日も中心街は結構人で賑わっている。
平成20年には北陸新幹線の開通が予定されており、東京からの所要時間3.5時間が2.5時間に短縮されるらしくJR福井駅は目下改修中である。

ところで、表題は審査における質問に関する要点の一つ。

審査の中で、例えば、手順書や記録が何処に定めているかを質問する場面を想定する。緊張などのため顧客が答えに窮しているとき、審査員が、「ここに記述されている手順書ですね」と助け舟を出す。或いは、「これですね」と聞く。

実は、この質問は好ましくない。例えば、顧客に答えを誘導している可能性があり、或いは、審査員の誤解を押し付ける事に成りかねないし、関連する手順書が複数あるのに一つに限定してしまう可能性だってある。

かくして、審査での質問は「どれですか」或いは「これですか」と質問する事が原則である。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿