まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.480 各駅巡り・近鉄道明寺線

2016-05-13 08:08:25 | 鉄道
おはようございます。





各駅巡りシリーズは今回から新章として、近鉄道明寺線、長野線、南海高野線は河内長野~三国ケ丘間の3線をお送りしていきたいと思います。自分(一人称)にとっては前の仕事の時によく使った思い出のある路線です、余計な思い込みが入るところもあると思いますが、とりあえず行ってみるとしましょうか。






まず写真1枚目はJRとの乗換えとなる柏原駅、ただこの写真はJR柏原駅の奈良行ホームから撮ったもので、近鉄は向こう側のホームの切り欠きとなった部分から発車している。電車は2両編成で柏原と道明寺の間のたった一駅だけの路線を行ったり来たりとしている。その一駅、柏原南口駅は橿原を出るとカーブを曲がってあっと言う間に到着する。いつも走る国道25号線と交差する所にあるもうお馴染みの駅、ここを出るとすぐに大和川を渡り藤井寺市へと入る。









大和川はこの先で支流の石川が分かれるようにして南側へと流れていく。線路もそれに沿うようにして進んでいるが、ここは寄り道して東高野街道にある道明寺界隈を行ってみることにしましょう。その旧街道は近鉄南大阪線土師ノ里駅に近い踏切を渡って入り、すぐに右手側に道明寺を見ながら坂道を下りる。旧街道はここから真っ直ぐだが次に目指す駅はここを左へと曲がって行く、旧街道をはさむようにしてあるのは道明寺八幡宮、その入口前を通り過ぎて商店街へと入って行く。町中には百舌鳥古墳群を世界遺産に、と言うのぼりと、大坂夏の陣でこの辺りで合戦があったと言うことをPRするのぼり、それを示す碑も駅前にも立っていて、今やってる大河ドラマにあやかっているかのようにも見える。







道明寺駅は南大阪線と道明寺線の乗換駅、柏原行の電車は長野方面ホームの向かい側で切り欠きになっていて、線路はそこで行き止まりになっている。それじゃこの線の電車は閉じ込められたままなのか・・・と言うとそうではないんだよなあ。電車はホームを出た少し先で止まった後スイッチバックしてホームの1本向こう側にある線へと入り、そこを通って南大阪線へと入って行く。自分(一人称)はこの駅を朝一番に利用することが多く、よくこの光景を目にしたことがある。河内長野に朝一番に行かなければならない時はJR柏原から乗り換えて、道明寺、古市と乗り換えを経て行っていた、不便そうに感じるが奈良と河内長野を近く感じることができたのはこの駅のおかげと言ったところ。寒いホームで電車を待つ間駅名坂を見ていると、そこにハングル文字の表記があり、それを見ていると母音と子音、その他の言葉についても韓国の文字はこういう仕組みになってたんやな~、と知ることができた、からと言ってもこれまで何本も韓国ドラマを見ているが字幕なしでは見れませんけどね、余計なお話でした。









国道170号線を走っていると名阪の下で羽曳野市へと入る、近鉄南大阪線は松原市を過ぎた後で羽曳野市へと入るが、その後一旦藤井寺市へと入りここで再び羽曳野市と言うややこしいことになっている。国道を逸れて東高野街道へ、そこでの目的は誉田八幡宮にある登録有形文化財物件だったが、それについてはまた別項にて。この辺りも古戦場跡とあるから戦に巻き込まれたところなのだろう、大坂夏の陣と言うと大阪城周辺であったものと言うイメージがあるが、ここも同じ大阪府だし本戦以外の場所でも多くの戦いが繰り広げられたのだろう、その辺りは今後の『真田丸』で見ていくこととしよう、そのシーンはなくても有働さんのナレーションで説明があるかも知れない。






道明寺~古市間は近鉄南大阪線、その長野線との分岐点となる古市駅は羽曳野市の代表駅と言うこともあって、市の中心ちにある大きな駅、上の写真にある通り、たくさんの線路に多くの電車が行きかい、駅前にある竹内街道の踏切は結構開かずになる時があります。ただ大きい駅の割には駅舎は入口の階段があるだけの橋上駅、その入口には時刻表が立っている。南大阪線は急行はここを出ると終点阿部野橋までノンストップ、吉野方面も尺度まで止まらない、そしていつの間にかこの駅にも朝夕のラッシュ時に特急が停車するようになっていた、特急は尺度、高田市と停まるのでもう急行と変わらないレベルになってしまっている。ここからは南へ長野線へと入って行く、南大阪の郊外の町を結んでいる路線は通勤通学路線で混雑することもあるが、どことなくローカル線を思わせる風景も見られる所、そんな路線を進んで河内長野を目指して行く話は次回への続きとしておきます、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。        まちみち

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