まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.771 登録有形文化財巡り・阪急神戸線編

2017-07-02 20:42:24 | 文化財
おはようございます。


ええ~、まずはお恥ずかしいったらありゃしない話から。この前『あなたのことはそれほど』をここで取り上げた時に、最終回の視聴率が上がって良かったとのことを例えて、ドラマの中で波瑠と東出が乾杯した時に東出が言った「ディボース」を乾杯の意味だと思って記したのですが、この「ディボース」→「divorce・離婚」と言う意味だったんですね。ちゃんと調べないで嬉しがって引用してしまったから何とも恥ずかしい限りです、でもあのシーン見たらどう見ても「乾杯」って思ってしまうよな・・・二人とも人が悪いなあ、って人のせいにすんなってか、さて、本文↓↓↓












阪急神戸線を各駅巡りしたのはもう4ヶ月以上前のこととなりました、その時の模様は「べっぴんさんな町へ」シリーズで当時の朝ドラのタイトルを捩ってお送りしていましたが、登録有形文化財の方もまあまあ抜かりなく巡っていました。以前、阪神沿線編をお送りしていますが、こちらの方もいろいろとバラエティーに富んだ建物を見ることができました。と言うわけでまずは上に貼った写真、1枚目~3枚目は大阪府との境界線に近い尼崎市にある家屋、4枚目~6枚目はこれも尼崎市の武庫之荘駅近くにある家屋、尼崎と言うといかにも庶民の町と言う感じがするが、それゆえか古くからの建物も結構残されていて、民家や公共施設に文化財が多く点在している。武庫之荘と言うと尼崎の外れと言うよりも西宮や宝塚にも近いお洒落ゾーンに入りかけの所と言う感じだが、駅の近くには重厚な家屋など古い町並の風景が見ることができる、○○荘とか○○庄と言う地名は昔からある地名と言うイメージがあるので古い町並をみることもできそう、これからも要チェックと言ったところでしょうか。













西宮市に入ってこの辺りからはモノホンのお洒落ゾーン突入、とは言っても登録有形文化財はそんな町の風景には関係ないと言った感じでその場に存在しています。写真1枚目~4枚目は阪急苦楽園口駅近く、写真5枚目は阪急芦屋川駅から東へとんでもない坂道を上って行った所に、下の5枚は阪急御影駅近く、それぞれどんな建物かはすみません、いつも通り割愛です、あれやこれやと説明するのは苦手なので。とは言ってもそれではあいそもこいそもないのでちょっとだけ触れておきましょうか。写真1枚目、4枚目にある「山本清記念財団(旧山本清邸)」、ちなみに写真が飛び飛びになったのはこの建物と写真2枚目、3枚目にある建物はお向かいさん同士だからです、と言うことでこのありふれた名前の人は何者や?それはこちらをご覧ください、記念館と言ってもまあコレクションを公開しているだけのことなのですが、見学には予約が必要で入館料もとるとのことで、さすが「財団」と名乗っているだけあると言ったところですか。










神戸市内中心部については以前に登録有形文化財巡りもやりましたし、この間もレトロビルヂングを巡る走りの模様もお伝えしたのでこちらももう無粋な説明は要らないところです。そんな中で写真4枚目~6枚目にある旧居留地十五番館は前回の神戸での登録有形文化財巡りで巡ることができなかった所、単に忘れたと言うかこの界隈が同じような建物ばかりで気が付かなかったと言うか、いずれにしても自分(一人称)のイージーなミスだったので、今回はキチンと写真に収めておきました。その建物についてはあるサイトの説明に↓↓↓

「明治13年頃建築され、翌14年からアメリカ領事館として使用された、旧居留地で唯一現存する旧居留地時代の商館。平成元年には国の重要文化財として指定されています。阪神・淡路大震災により全壊しましたが、明治時代の建築技術や倒壊前の建材を利用し復旧。同時に、重要文化財の保護のため最新の免震技術も取り入れられ、多くの支援により、平成10年に建築当初の姿に復元されました。イオニア式の柱など建築された頃の建築物の特徴を随所に見ることができ、約130年前の当時の面影がしのばれます。今はレストランとして活用されています。」

とあるのですが、一番最後にあるようにこの重要文化財も今はレストランとしての活用、ちょうど昼頃に行ったので周辺はかなりの賑わいっぷりでした。何か、何かな~、扱われ方が軽いんやないかな~っとも思うのですが、まあこれも時代の流れと言うか生き残り作戦とでも言ったところでしょうか。また次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。        まちみち

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