まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.549 滋賀の旅初夏編(2)・柏原宿を過ぎて

2016-08-14 21:13:01 | 旅行記
おはようございます。


夏の甲子園、今日(13日)の第4試合は横浜vs履正社、東西の雄が早くも対戦と言うことで早くから話題になっていました。この時点でどちらかが消えるのか、昨日は智辯学園が消えてしまったがここまで強豪校のイメージがあるところはだいたい残っていて割と順当に来ています。そんな中でこの2校のどちらかが消えると言うのはもったいない気もするのですが・・・。そして試合は2回裏、雷雨で40分以上の中断、再開後に逆転3ラン本塁打が出た後また雷雨で中断、再開後は履正社が追加点をとるものの、その後は両チーム無得点で5-1で履正社の勝利となりました。横浜にとっては2度の中断は何とも恨めしいものとなったんじゃないでしょうか、流れと言うのは大事な物で、それを手にした方が勝ちをつかむことができるのですが、あの中断は間違いなく横浜にあった流れをぶった切ったもの、楽しみにしていた対戦だけに文字通り水を差されたと言った感じの試合でした。





滋賀の旅、初夏編、5月中旬の旅の記録が今頃になってしまいました。ちょっと気持ちが切れそうになったりもするのですが、お伝えしなければならない件は漏れることなく、随時機会を設けてお送りしていく予定です、今後もお付き合いのほど、よろしくお願いします。









まずは柏原宿、前回もお送りした所ですが、結構たくさん写真を撮ったので蔵に入れてしまうのも何なので、前回に引き続きその風景を並べさせていただきました。写真1枚目、JR柏原駅に近い所にある旅籠跡ですが、看板には大和郡山藩の文字が、奈良から遠く離れた滋賀の山間にある町で地元の地名を見つけると何か嬉しくなってしまいます。下の2枚の写真にあるのは本陣跡で皇女和宮が泊まった所とある、和宮輿入れの行列は中山道を通って行ったと言うことで、中山道にはその跡を見ることができる宿場町は多くあるが、その行列の長さは柏原宿くらいの長さなら軽く吸い込んでしまうくらいだったのだろう、ちょっと想像がつかないですねえ。









引き続き柏原宿の風景の写真です、何気ない風景ですがその町並には何かひきつけられるものがあるんでしょうね、だからカメラを向けてしまう。前回滋賀を走った時は近江今津から西近江路を走ったが、最初からテンションが上がってしまって写真を撮りまくり、カメラの電池の残量を気にしなければならない具合だったが、今回はちゃんと控えの電池は持参してきた。備えあれば憂いなしってやつだ、この先も自分(一人称)のテンションを上げてくれる風景が続くことだろうから、その辺りは準備万端で臨んで行かなければならない。








さて、旅の始まりの地となった柏原を後にする場所へとやって来ました、そこは写真3枚目にある柏原一里塚跡。一里塚とは街道沿いにあった旅人の休憩所となった所、旧街道を走っているとその跡を多く見ることができます。1里と言うから約4キロごとにあって、人が歩いて休憩するにはちょうどいい距離と言ったところでしょうか。写真にある一里塚は多分観光目的に整備されたようなものだろうけど、だいたい形はポカ~ンとした塚に樹が1本植え付けられたようなイメージだから、ここのはそのミニ版とでも言ったところか。一里塚跡は旧街道ではいろいろな所で見ることができるが、その場所にあったことを示す方法はいろいろあって、その形を再現するかのように残っている物もあれば、町中になるとその形は残されず碑が立っているだけの所もある。柏原の一里塚は宿場町の出口(京へ向かう方からすると)にあって、ここで一休みしていた人たちはこの先の街道の風景に思いを馳せていたのだろう。







さて、自分(一人称)もそんな旅人と同じ思いを馳せながら先へと進んで行くことにするわけだが、ここを通っていると大概気になるのが写真2枚目、3枚目にあるレストハウス、まあ名前が名前なんで・・・、でもここ結構前から営業しているんじゃない?まあ名前がいいから長く続くんでしょう、いいことじゃないですか。と言うことでここを過ぎると次の醒井宿へと差し掛かって行くのですが、まずは一里塚跡がお出迎え、ここは碑が立つだけの素っ気ない感じだがこの先の宿場町はなかなかいい所です。自分(一人称)も久しぶりの醒井宿と言うことで、ここはもう本当に大好きな所、当たり前の様にテンションが上がってしまいますがその話については次回でのお伝えと言うことで、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。       まちみち

No.548 桔梗、散る・・・

2016-08-14 11:55:11 | 日記
おはようございます。


奈良県の夢が儚くも、且つ今年も当たり前かの様に終わってしまいました、まあ春夏連覇は難しいとしてももっと上まで行けるかと思ってただけに、昨日(13日)の負けはちょっといただけないです。内容が悪すぎますな、打てないのはいつものことだから仕方ないにしても初回には2点取ってるし何とかなったはず。守備の方は鍛えられたとか言っていたがこの試合では失策が3つ、ヒットになった当たりにはフラフラと上がった打球が風に流されてポトリと落ちるのが多かったがこれは決して不運ではない、それを計算に入れての守備位置の確認をしなければならない、ドームでやっているのではないのだから。最終回は1点で食い止めてたなら何とかなったかも知れないがランナー3塁で四死球で満塁に、単打も守りの乱れで3点献上となると選抜優勝校でもこんな学習のない守備ではそりゃ負けるよ、と言ったところ。ここまで決して強さを振りかざすことなく、粘り強く最後のは相手よりも1点でも多く試合を終わらせることに徹底してきた智辯学園野球、その姿を期待したのですが最後はちょっと後味が悪い終わりとなってしまった感じです。



負けても笑ってるとはどうなんでしょうねえ?負けた時は思いきり悔しがるか思い切り泣くべきです、プレッシャーから解き放たれてホッとした気持ちもあったんでしょうか。でもその辺りは今年の智辯学園のモットーでもあったわけだから、そこまで言うのは野暮というものでしょう、写真を見ての通り、村上君、イケメンではない分その笑顔には福々しいものも感じてしまいます。愛知県みたいに優勝できないなら帰ってくんな、とは言いません、選手には胸を張って奈良へ帰って来てください、監督にはこの敗戦を十分反省して帰って来てほしいところです・・・そんなわけで智辯学園の話はここまで、地元が負けると(まあ毎年のことですが)後は肩入れすることなく公平に見ることができるので、それはそれで良しと言うことで。








昨日(13日)も甲子園をラジオで聞きながら炎天下の下走って来ました。行先は大阪の池田、『てるてる家族』が放送中なのでその間に行っておきたいと思って走って来ました、この話もまたいずれの機会でのお伝えとしておきましょう。ただこの日、相棒君の調子が悪くて、もう走り過ぎて摩耗してしまったのか、前のギアとチェーンの目が合わなくなってしまっていて、上り坂で変速するとガラガラと空回りして、チェーンが外れることも度々。このことは行きつけの店でも指摘されていたのですが、それを誤魔化し誤魔化しで走って来ました、どうやらそろそろ引退か・・・とも考えているのですが、自分(一人称)の方も今は持ち合わせがなくてどうしようもないところ、大変だとは思いますが、もう少しだけ頑張ってほしいところです。

甲子園の話に戻って、昨日の第2試合、明徳義塾vs境戦であった例のプレーについて。まず2塁走者、これは明らかに判断ミス、打球がショートに捕球された時には塁間の真ん中にまで来てしまっている。3塁にランナーがいる時にはしないプレーのはずだからヒットエンドランのサインだったかも知れない。となると3塁ランナーが途中で戻るのも判断ミス、この時は潔くホームでアウトになるのが賢明、ホームはタッチプレーになるから相手のミスを誘うことも時間を稼いで打者を2塁まで進ませることもできたかも。しかし3塁走者は戻ってベースにはランナーが二人、ベースの優先権は3塁走者にあるから2塁走者はタッチされてアウト、ここまでは普通よくあること。しかしアウトと勘違いした3塁走者が離塁、ホームへと走ってホームインしてしまった、その時守備側は3塁走者にタッチしているからこれは明らかに生還、得点を認めてしまった審判の誤審、ネットではその部分を言われて審判の質を問い質すような流れにまでなってしまっている。野球が例えばオリンピックなどの世界から嫌われる理由にルールがややこしいところにある、まあそれを言えばサッカーやラグビーのオフサイドは自分(一人称)は見ても分からないのですが。








自分(一人称)の意見を言わせてもらうなら、ここは境の選手が3塁ベースに2人立った時に2塁走者にタッチした時点でタイムを撮るべきだったと思う。もちろんこんな炎天下の中でそんな考えに及ぶ余裕がなかったかも知れないが、インプレーの間はプレーのひとつひとつに気をつけなければならない。3塁走者が塁を離れた時に境の3塁手はタッチしているが、3塁審判がジャッヂしていて見ていなかったようなので、タッチしたことをアピールするなら主審から他の審判を通じて協議してもらうように言った方が良かったのかも。動画を見た感じでは主審の位置ではランナーの陰でタッチが見えなかったかも知れない。3塁走者はこう話しています↓↓↓

「ルールを忘れてしまって、タッチされてアウトだと思った。帰ろうかと思ったときに、プレーが続いている感じがあったので、走りました。やってしまったなという感じだったけど・・・」

好走と暴走は紙一重と言うが、これは好判断と言えばそうだし、勝手な言い分だと言えばそうも聞こえる。明徳義塾だから余計に悪役っぽく言われるとも思う、が大事なのは「プレーが続いている感じがあった」と言うこと、その辺りルールのしたたかな部分をスキを突くように利用してくるのは、甲子園では百戦錬磨の戦いを繰り広げてきている馬淵監督の教えが選手たちに徹底していると言ったところか。境の選手も何も悪くないんですよ、熱い中でのプレーで判断が鈍る部分もあるし、気の毒な部分も多々ある。審判はもう少ししっかり見てほしいところだが、グラウンド内では一番の権限を持っているのも審判だから、たとえ誤審だとしても毅然とした態度でプレーを続行させたのは良かったと思う、まあ後でいろいろと言われるとは思うけど・・・誰も悪くないと言ことで終わりにしましょう。









今回も甲子園の話をしていますが、貼り付けた写真はそれとは全く関係のない、この前馬見丘陵公園にひまわりを見に行った時に撮ったものを並べました、無機質な文章ばかりだと目の毒だと思って貼らせていただきました。その時の話もまたいずれかの機会を設けてお送りしたいと思っています、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。         まちみち