まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.555 各駅巡り・大阪環状線(5)

2016-08-24 11:11:33 | 鉄道
おはようございます。


リオデジャネイロオリンピックが終わりました、昨日(22日)の話ですが。うちのテレビもやっと夜中も休ませてあげることになりました、夜中はオリンピック、昼間は高校野球ともう大忙しだったからね。オリンピックに関してはいろいろと言いたいことがあるのですが、多分1回では済みそうにないくらい長くなりそうなので、今回はやめておきましょう。次回2020年はいよいよ東京での開催、閉会式での安倍首相のはしゃぎっぷりには少し辟易したことでしたが、期待したいことはいろいろとあります。、



平和ぼけしている日本人とは違って絶えず命の危険と向き合ってきた難民選手団、リオ五輪では彼らを厚く温かく迎え入れていました。自分も開会式での晴れやかに入場する姿には少し泣いてしまいましたが、次回、東京では彼らを今回と変わらず、と言うかそれ以上に偏見と余計な感情に左右されなく迎え入れてあげたいところです。それと今回一番印象に残ったのがこの写真↓↓↓



楽しそうに写真を撮っている姿が世界中に賛否両論を巻き起こしたとのことですが、当の二人にとっては国の事情や状況と言ったものなど関係なく自然に笑顔になれたのでしょう。右の少女は日本人の名前も持っているとのことで、ネットでも話題になっていましたが、日本人は特にお隣様に対しての一種異様な偏見と感情を持ちがちです。日本も韓国も北朝鮮も同じ肌の色の同じ人種です、政治の事情がどうあれオリンピックに参加する選手にはそんなことは関係ないと言う感じで、このようなシーンが微笑ましいエピソードとして取り上げられるような大会となってほしいところです。



そんなわけで、やっぱり長くなってしまいそうなのでオリンピックの話はここまで。











各駅巡り、大阪環状線編は今回が最終回です、前が長くなったのでサクッと行きましょう。まずは写真1枚目、芦原橋駅、2枚目、3枚目の今宮駅、環状線の中では地味な部類に入る駅、周辺の町並も都心や幹線道路から離れた所にあって特にこれと言った見所もなく、駅前もひっそりとしている。やがて環状線は賑やかな所へと差し掛かり次の新今宮駅、南海電車、阪堺線との乗換駅だが、周辺はあまり治安がよろしくない所、何年か前には周辺で暴動が起こり前の道にバリケードが貼られたのを目の当たりにしたことがある。ホームからは通天閣が見えて新世界が近い所、だからって発車メロが『新世界』と言うのも何か安易と言うか、はっきり言って不似合いです。ドラマ『大阪環状線』では第5話でこの駅が舞台となりました。平佑奈はこの前見てきた『青空エール』でマネージャー役をやっていた子、若手の有望格と言う感じで最近よく見る子です。








写真は四天王寺の風景、環状線からは少し離れた所にあって地下鉄一駅分ほどの距離ですが、せっかくなので立ち寄って行くことにしました。四天王寺と言えば五重塔なのですが、写真1枚目、ご覧の通り箱の中・・・改装中とのことですが、姫路城、薬師寺、知恩院、なぜか自分(一人称)のいく所はこんなのばっかりです。







写真1枚目、2枚目は新今宮駅から線路沿いに行った所の風景ですが、歩道の向こうには柵が施してあります。ここは元南海電鉄の天王寺線の踏切があった所、天王寺駅の暗い所にあるホームから出ていた2両編成の電車は、この先阪堺線の今池町駅のほんの短い距離をノロノロと走っていました。天王寺線はそれ以前には南海天下茶屋駅まで通じていましたが、そこは早くに廃線となり今でもその跡を見ることができます。この電車、1回だけ乗ったことがあるけどその時は夜の10時頃、今池町から萩ノ茶屋駅までアーケードの商店街を歩いたが怖かった、もう2度と行きたくないと思った、あまり治安がよろしくない所・・・と書くと語弊がありますが、自分(一人称)は正直言って苦手な所です。
JR天王寺駅はもう説明不要なくらいの大ターミナル駅、向かいにはあべのハルカスが大きくそびえているがあちらは阿倍野区、こちらは天王寺区と道に区の境界線があって分かれています。一番最後の紹介になりましたがドラマでこの駅が舞台となったのは第1話、滝裕可里は『てるてる家族』で夏子の若い頃を演じていた人です。





大阪環状線各駅巡りは勝山通りから入って桃谷駅から始めましたがいよいよ次の寺田町駅が最後の駅となります。駅は国道25号線の上にあって周辺は商店が多くて賑やかな所、さっきの四天王寺はこの駅から行くのが一番近いのかも知れない。この辺りは自分(一人称)も自転車でよく走る所なのでもうお馴染みの道だが、線路の方は駅を出るとカーブしてすぐに地上に下りて天王寺駅へと差し掛かって行く、存在自体は地味な感じの駅だが隣が大ターミナルの天王寺駅だからしかたのないところだろう。春に関テレで放送されたドラマとリンクさせるかのようにして走った大阪環状線各駅巡り、最後に各駅の発車メロディー一覧です↓↓↓



まあこれを見てみると、なるほどこれはピッタリやな、と言うのもあれば、ただのこじつけやん、との曲もあるし、何でこの曲なん?と異論をはさみたくなる駅もある。決定がもう少し遅かったら玉造駅は『真田丸』のテーマにしてもよかったんじゃないかと思ったんですが、それは言いっこなしですか、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。         まちみち