カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

美作菅家党のこと。

2018-01-07 07:34:55 | Weblog

美作菅家党(宗家:有元氏)とは、岡山県勝田郡を拠点として活躍した中世の武士団で菅原道真を祖と伝えている一族(実際は道真につながるわけではなくて、岡山に在った土豪の一族の裔)らしい。十年以上前、偶々、画家有元利夫画伯の有元氏の家系に興味を抱いて少しだけ調べたことがある。

そういえば、小豆島の草壁に在った大庄屋の菅さんの一族も、美作菅家党の裔だった由。そして、菅さん一族が岡山から小豆島の草壁に渡ってきた経緯については、菅と久保の二つの(親戚同士?の)家が一緒に渡ってきたという話があるらしい。これは、小豆島の郷土史家の河野先生が以前に亡き父に言われた話とか。

一方で、美作菅家党の末裔の原田某さんが岐阜の前田一族に女婿で入って、その前田家が尾張に移住し、尾張前田氏となって、その庶流の庶子が前田斉泰さんの先祖の利家さんだとか。そういう研究が既にあるらしい。

 

あくまでも妄想だが、個人的には、はるか昔の美作菅家党のどこかで父方先祖と母方先祖の双方がつながっているかもしれないという予感を惹起してきて、ぞわぞわぞわと興味深い。

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