カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

紙ひとつとぶ

2009-07-23 08:24:35 | Weblog
 岡部桂一郎氏の歌集『緑の墓』(1956年)の中の一首。


数条のレール光れる暁の薄明のなか紙ひとつとぶ  岡部桂一郎


 未来への揺るがぬ希望の感じられる一首で、惹かれます。
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