まるさんかくしかく〇△☐Ⅱ

雑感・雑記・日記

1117 大動脈弁腫瘍

2016-11-17 21:29:29 | 健診結果・療養記録など

心臓原発の乳頭状弾性線維腫(papillary fibroelastoma:PFE)

心臓腫瘍は頻度的に稀で、その70%は良性腫瘍。良性腫瘍の半数を占め最も多いのが粘液腫で男性より女性に2~3倍多い。その3/4が左心房に発生。それ以外にも多数の良性腫瘍がある。

乳頭状弾性繊維腫はイソギンチャクに似た絨毛構造をなしている。
カミさんのは、左心室の左冠尖10㎜大のものがあると診断されたようだ。良性だが、一部が壊れ血流に乗って飛んで行き脳梗塞や下肢の壊死などの塞栓症を起こす場合があり、切除がおすすめとか。(カミさんからの又聞きで詳細不明)

大動脈弁への影響が大きい場合には、大動脈弁形成もしくは大動脈弁置換のどちらかの術式が必要とも言われたらしい。
カミさんの状況をカンファランスにかけ、決めていくそうだ。(置換の場合、金属製のものと別材質のものとで術後10年ごとの交換手術も必要?)。

粘液腫の場合では僧帽弁狭窄症(そうぼうべんきょうさくしょう)と似た失神、めまい、息切れなどの症状が現われたり突然死もあるという。
乳頭状弾性線維腫の場合では、大動脈弁に発生した絨毛内に血栓ができ易いため血栓が冠動脈内へ入り、心筋梗塞を引き起こすこともありうるとか。

心エコー検査やCT検査などで発見が割と容易(特に心エコー検査は非常に有用)だが、腫瘍の種類鑑別が困難で、切除して初めて診断が付く場合もあるという。

 

【まさかメニエールと関係ないよね/カミさんの「リハビリと健康回復」記録(入院~職場復帰)/】

 

 

 

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