東京渋谷にある「子どもの城」が老朽化のため2014年末でなくなるという。このニュースを聞いて一瞬、僕はわが家の子たちが、まだ幼かった頃よく連れて行った同じ渋谷にある東京都児童館と勘違いした。ところが、調べると「子どもの城」は1985年に旧青山の都電車庫跡に建てられたもので別物である。1985年には、すでにわが家の子どもたちは成人していて行ったことはない。自分が歳をとったのも無理がない。
「子どもの城」は僅か30年で”老朽化”である。では僕がわが家の子どもたちを連れていった東京都児童館はどうなったのだろうか、急に懐かしくなって調べてみたら、案の定これも”老朽化”が原因で今年の3月末で廃館になっていた。東京都児童館は1964年、天皇陛下の御結婚と皇太子殿下のご誕生を記念して建てられたもので、数えると半世紀近く経っていた。
「子どもの城」の廃園で渋谷から二つの児童施設がなくなることになる。建物の”老朽化”が原因だが、やはり最近の少子化と、それに伴う育児の変化も原因しているのかもしれない。僕らの世代の頃は、まだ子どもの数も多く、これに反して児童施設も少なかった。ところが、今は共稼ぎ夫婦が多く、子どもと一緒に遊んでやる時間も少なく、一方地元の児童館なども充実してきた。
”子どもは国の宝”というけれど、果たして今の日本の子どもたちは恵まれているだろうか。子どもたちが外で遊ばなくなってから久しい。福島原発の被災地ではとくにそうである。僕らが子どもだった時には”鬼ごっこ”あり”かくれんぼ”あり、外で遊ぶことには事かかなかった。今の子どもたちは、家の中に閉じこもり塾通いに忙しい。これが成人してからの社会生活に影響しているように思えてならない。新しい”子どもの城”つくりを考えてもいいのではないか。
「子どもの城」は僅か30年で”老朽化”である。では僕がわが家の子どもたちを連れていった東京都児童館はどうなったのだろうか、急に懐かしくなって調べてみたら、案の定これも”老朽化”が原因で今年の3月末で廃館になっていた。東京都児童館は1964年、天皇陛下の御結婚と皇太子殿下のご誕生を記念して建てられたもので、数えると半世紀近く経っていた。
「子どもの城」の廃園で渋谷から二つの児童施設がなくなることになる。建物の”老朽化”が原因だが、やはり最近の少子化と、それに伴う育児の変化も原因しているのかもしれない。僕らの世代の頃は、まだ子どもの数も多く、これに反して児童施設も少なかった。ところが、今は共稼ぎ夫婦が多く、子どもと一緒に遊んでやる時間も少なく、一方地元の児童館なども充実してきた。
”子どもは国の宝”というけれど、果たして今の日本の子どもたちは恵まれているだろうか。子どもたちが外で遊ばなくなってから久しい。福島原発の被災地ではとくにそうである。僕らが子どもだった時には”鬼ごっこ”あり”かくれんぼ”あり、外で遊ぶことには事かかなかった。今の子どもたちは、家の中に閉じこもり塾通いに忙しい。これが成人してからの社会生活に影響しているように思えてならない。新しい”子どもの城”つくりを考えてもいいのではないか。
1960年ー70年代はバブル景気もあって、子供施設も全国的にたくさんできました。横浜郊外の「こどもの国」も、その一つです。これに反して今は、これを廃園しようというのです。民主党はマニフェスト通り、子ども手当を実施したといっていますが、反面では、折角の「子どもの城」みたいな施設を廃止しています。
家の近くの認証保育園児が、園に遊び場施設がないので
毎日、保育師の女性が”乳母車”に園児を乗せて、陸橋から電車を見せています。寂しいですね。