「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

認知症と生活習慣病との相関関係

2014-07-25 05:32:54 | Weblog
最近の生活習慣から僕は夜8時には床につく。昨年暮の入院生活から、数十年続いた晩酌を止め、食事も野菜中心の低カロリー食に改めた。その結果、入院で約10キロやせた体重を維持し続けている。が、晩酌は最近、復活してしまい、老妻がものの本に従って、薄いお湯割りを小さなコップに二杯だけ許してくれることになったがー。

早く寝ると、どうしても夜トイレに通う回数も増える、昨夜も深夜零時過ぎ、第一回のトイレに起きると、老妻はまだ起きていて、NHKのスぺシャル番組「認知症をくいとめろ」の再放送を見ていた。80歳過ぎの老人になると、だれでもが認知症が気になるものだ。僕もついつい起きだして老妻と一緒に番組を〝拾い見”したが、番組は認知症にかかったら、いかにして病気を食い止めるかが、主点であって、僕らが最も心配している、いかにして病気にかからないか、その特効薬はなかったし、治療法もないみたいだ。

それでも、番組が認知症と生活習慣病との相関関係を説明していたのが、僕の体験上参考になったし、”わが意を得た”感じだった。認知症の予防には、生活習慣病と同じく、日常の生活に留意し、減塩、低カロリーの食事をし、適度の運動が必要だとのこと。当然禁煙、お酒も適量に控えること。また高血圧や糖尿病を抑制すれば、自然と認知症にもならないという。

老妻も僕も最近とみに物忘れがひどくなってきている。二人とも会話中に人の名前が出てこないで困る。しかし、これは高齢者にはつきもののようである。一番心配なのは、足腰の弱りからくる転倒だ。一度強く転べば、打ちどころによっては寝たきりになる可能性がある。お互いに、ゆっくりと助け合うのが認知症の予防である。

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2 コメント

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かかりたくない (chobimame)
2014-07-25 09:23:19
認知症は、本人より周りの家族が大変てわすから、やはりなりたくないですね。
施設や病院なども、認知症患者は何をしても覚えていないからと、酷い扱いをするところが少なくありません。そんな施設にあたれば悲惨です。
戦前は、認知症やガンは少なかったそうです。
食事も無添加で和食中心ですし、日常生活においてなんでも身体を動かさねばならない事が多いので、必然的に今より健康的な生活だったようです。
少々不便くらいが、健康にはよいのかもしれませんね。
病気の予防 (kakek)
2014-07-28 13:47:35
chobimame さん
高齢者にとって最大の問題は認知症です。本人もそうですが、家族や周囲が大変です。まだ何が原因かはっきりしないようですが、やはりほかの病気と同じように、してはいけないことはしないほうがよいみたいです。テレビ番組の中には認知症を興味本位に扱うのがります。困ったものです。

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