「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

耳障りなトランプのツィッター

2017-01-17 05:45:22 | 2012・1・1
20日の就任式を前にしてトランプ次期大統領のツィッター攻勢が注目を浴びている。トランプの”つぶやき”一つで株価が上下するというからおかしな時代だ。記者会見より、一方的に自分の意見が相手に伝わる、と信じ込んでおるのだから、多分、就任後も大統領の”つぶやき”一つによって、世界は一喜一憂させられるのであろうかー。

ツィツタ―は短文(140字)で、自分の意見を発信できるwebだそうで、僕の周囲でも利用している方が多いが、やっとこさっとこ、このブログを書いている僕には、登録や設定方法が面倒なので利用していないが、NHKのラジオを聞いていても”ご意見があればつぶやいてください”と簡単にいう。それだけ多くの方がツィッタ―を利用している世の中なのだろう。

僕ら昭和1ケタ世代にとっては、ツィッター(Tweeter)の語源であるツィート(Tweet)には一入懐かしを感じる。昭和30年代だったと思うが、歌手のピーナツや雪村いづみが歌った「青いカナリヤ」の歌詞、”ツィート、ツィート,ツィート、ツイート、ツィート”の繰り返し言葉がテレビからいつも流れていた。ツィートとは小鳥のさえずりからからきた擬声語である。

小鳥のさえずり音なら耳にやさしいが、手元にある英和辞書によると、ツィッターとなると、何故か高音拡声器という意味になる。トランプのツィツターを、小鳥のさえずりと聞く者はいないだろう。耳障りな、このトランプのツィッターは一種の公害である。国連でツィッター取締法を制定、可決したらどうか。