ふきのとう(蕗の薹)のことを
秩父では 蕗っこ と呼ぶらしい。
かつて東京(といっても都下だけど)
に住んでいた頃は
スーパーで買った蕗の薹が
あまりに『苦いだけ』で
季節を味わうだけなのかと思っていたが
新潟の魚沼の蕎麦屋で食べた
天ぷら蕎麦の片隅に
蕗の薹が一つ入っていて
その苦みの中にある甘さ
美味しさに驚いた経緯がある。
秩父に来て
自分の周りに、蕗の薹が芽吹いて
それを食べる幸せを享受できるなんて・・。
秩父は寒暖の差が激しい。
4月になろうとしているのに
今朝はマイナス4℃
だから美味しいのだろう。
今回は健治兄さんが持ってきてくれたものと
お兄さんの畑で採れた『のらぼう菜』を
茹でてちらした。
葱のかき揚げと刻みネギ・・
すべて畑のもの・・
感謝です。