秩父に越してから14年が経過しようとしている。
亡き山中隆太郎棟梁とは、不思議なご縁で
亡くなるまで、私にエールを送り続けていただいた。
奥様のとし子さんが、その後も気遣ってくださって感無量だ。
昨日は、前から手伝いたかった、十五夜の月見だんご作りに参加出来た。
今まで、よく、こんな大変な作業を一人でこなすことが出来たのかと
あらためて、とし子さんの手際の良さに驚嘆した。
米粉を熱湯でこねていく
(ぬるい湯では、あとですぐに硬くなってしまう)
だんご一つ分の分量で、こねた米粉をちぎっておく
一つずつ、指の感覚を大事にして、全体の厚みを整えていく
(薄いと、アンコが外に出てしまう)
同じ大きさに準備したアンコを中に入れて、押さえながら
包んでいく。
真ん丸に丸めたら、蒸し器に、9~10個 くっつかないように並べて
10分ほど蒸す。
(下のお湯が減っていないか注意する。毎回 敷いてある布巾は水洗いして
ぬめりを取ること)
扇風機などで風に当てて 照りを出しながら
一個ずつ、ラップで包む。
十五夜の満月を眺めながら、この おだんごを 感謝していただく。
餡子には、山栗が入っていて美味でした。
ご馳走様でした。