左足の裏が痛い。いや、表かもしれないが、足の裏の「土踏まず」ではない側の部分が痛い。「土踏まず」じゃないので、「土踏む」という名称なのかもしれないが、とにかく歩くときに地面を蹴ろうとして足の裏が伸びた状態になると痛みが走る。どこかその辺にある筋を痛めたのだろう。
原因ははっきりしている。月曜日に張り切って25キロを走ったのが原因だ。近頃は走る前に柔軟体操をやることで、それまで痛くなっていたふくらはぎとか太ももとか、腰とか膝とかの痛みがずいぶん軽減した上、翌日の筋肉痛もはるかに軽くなっていた。スポーツ選手が入念に柔軟体操をしている意味が今は実感しているのだが、足の裏は盲点だった。
アキレス腱を伸ばす体操というのがある。足を前後にして体重をかけてアキレス腱の部分を伸ばすのだが、しっかりやればアキレス腱だけでなく、足の裏の「土踏まず」や「土踏む」の部分も伸ばすことができるのだろう。これからは、もっともっと柔軟体操に時間をかけて、ケガをしないように用心しなければならない。
ともかくも、痛めてしまった足の裏はそう簡単にはよくならず、日を追って痛みが増すばかりだ。歩くときに足の裏を平行にして歩くので、なんともみっともない歩き方になる。今日は足の裏から足首を固定するサポーターを付けてみた。これだと足の裏が伸びないから痛みはほとんど感じない。とは言え、次の休みまでに回復しそうな雰囲気はないので、久しぶりに今度の休みはランニングをサボろう。今はケガを治すことが第一だ、なんてことを言うと、つまらないケガでも自分がアスリートになったような気がする。
それにしても、「土踏む」って、正確には何というのだろう。