台風が通り過ぎ、再び猛暑になるらしい。今日の福島の最高気温は37度の予報が出ている。
我が家の家庭菜園にとってはお情け程度の雨にしかもたらさなかったので、昨日、今日と再び畑に水をやりに行く。なんだかんだで、台風が近づいた一日だけ水やりせずに済んだに過ぎない。近くの田んぼはすっかり干上がり、ひどいところでは地面がひび割れてきている。西日本の方は豪雨被害がひどかったが、東北はもしかしたら干ばつの恐れさえある。
そんな中でも、我が家ではなんとか野菜が収穫できている。おまけに畑をやっている人からのおすそ分けもあるので、夏の野菜にはこと欠かない。こと欠かないどころか、頑張って食べ続けなければこの暑さでせっかく収穫した野菜がダメになってしまう。
そこで、毎日夏野菜づくしのメニューが食卓を賑やかにしている。今朝はオムレツの上に、トマトとナスを角切りにしたものをオリーブオイルで炒めたものを乗せ、粉チーズとバジルをかけて食べた。パスタに、トマトとナスの角切りを大量に炒めたものに大量の大葉を刻んで合わせてもやたらにうまい。大葉は餃子の白菜やキャベツのカサ増しに大量にみじん切りにして入れても、さっぱりした和風な餃子になって、これもやたらにうまい。次々に取れるキューリや万願寺とうがらしは、ナスとともに出汁で煮て、水溶き片栗粉でトロミをつけ、生姜をすり下ろしたものを乗せて食べると、食欲増進になる。キュウリは煮るとトロッとしてうまいので、麻婆ナスの代わりに麻婆キュウリにしても大量消費できる。キュウリの大量消費でいえば、キュウリのQちゃんを作ろうとすると、意外とキュウリが足りなかったりする。
あまりに野菜が多い時は、とにかくすべて鍋に放り込んで、トマトとコンソメで煮てしまえば、冷めても美味しい夏野菜のスープができる。
というようなわけで、毎日毎日手元にある野菜で、新メニューを考えている毎日なのである。